内山昂輝&島崎信長、新アニメ「revisions リヴィジョンズ」インタビュー!島崎を夢中にさせた内山の演技とは<前編>
主人公なのに“殺すつもりで”演じた
――島崎さんは、その“殺すつもり”の演技を聞いていかがでしたか。
島崎:めっちゃ楽しかったですよ。毎回、内山さん演じる大介に夢中でした。最初は、ディレクションで「そんなキャラなの!? 主人公なのにそれで大丈夫なの!?」というものでも、内山さんが豊かな大介を表現していたので、毎回楽しくて面白かったです。
「これは運命だ」「俺はずっと待っていた」みたいなせりふって、よくあるじゃないですか。普通に格好よく言うこともできるのに、あんなに…。あそこまでね、やばいっていうのが(笑)。
内山:やれって言われたんだよ(笑)! いろいろ演出されてああなっていったから。
島崎:「ここでこういう言い方する!?」とか、大介の言い方がすごく面白いので、ぜひ注目してみてください。
――「revisions リヴィジョンズ」の序盤での見どころを教えてください。
内山:最初は、いかに日常が壊されていくか。実際にこうなったらいやだな、というのをフィクションで仮体験する楽しさがあります。そこから、高校生たちに限らず大人も含めて、それぞれの立場の人がどう生き抜いていくのかが見どころです。
島崎:画的な話をすると、今回は3DCG。モーションキャプチャーで撮っている箇所もあるんですけど、各キャラクターに担当の役者さんが付いていて、演技しながらモーションを撮ってくださっています。
普段は、アニメーターさんが絵の芝居を付けてくださって、僕らが声の芝居を付けていって…という合作のイメージ。今回は、モーションキャプチャーの演者さんと、僕らの声と、CGアニメーターの方との合作です。生身の人が演じた動作が活きているので、細かい動きにも注目していただければと思います。
※島崎信長の「崎」は正しくは「立さき」