――同性代ばかりの現場だと思いますが、どのような感じなんですか?
和気あいあいとしていてすごく楽しいです。最初は緊張していましがが、今では本当の高校みたい。高校生に戻った感じでくだらない話ばかりしています。特に逢沢博己役の萩原利久とは仲がいいですね。元々オーディションでよく顔を合わせていてこの作品の前からよく遊んでいたんですよ。今回でようやく同じ現場になってうれしいかったですね。ただ最初のころは、利久が視界に入るとちょっと素に戻っちゃうときがあって…。気恥ずかしい感じもあり、困っちゃいました(笑)。
――現場はアドリブも多いとのことですが。
今回は監督に“台本のセリフに足し算をしてください”と言われて、アドリブをみんな結構いれています。なかでもすごいのは、兵頭新役の若林時英。セットの初日でみんながさぐりさぐりやっている中、ポンっとアドリブを入れたんですよ。みんな入れてはいたんですがやっぱり自信なく小さな声だったのに、時英はデカい声で。その度胸がすごかったですね。それからみんなやりやすくなりました。今ではみんなでアドリブを入れて楽しんでいますし、仲のいい役をやっている俳優同士がグループになって、ネタを持ち寄って芝居を考えています。ドラマをつくりあげている感じがして楽しいですね。映っていない時も周りの人の演技に見入っています。
――高校時代はどのような学生だったのですか?
めちゃくちゃうるさかったですね。くだらないボケやモノマネばかりやっていましたから(笑)。真壁のような大人ではなかったです。
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