1月9日から2月1日まで上演された三浦春馬主演の舞台「罪と罰」をWOWOWで放送することが決定。
本作の原作は、19世紀後半のロシア文学を代表する作家ドストエフスキーの同名長編小説。罪を犯した主人公の心理に迫り、当時のロシアの貧困、格差社会への絶望と怒り、さらには罪を犯すことへの宗教的・哲学的な問い掛けが世界中に影響を与えた名著だ。
三浦は、正義と罪の意識のはざまで迷い、もがき続けるラスコリニコフを熱演。そしてラスコリニコフと心を通わせ、彼に救いの手を差し伸べる娼婦ソーニャを演じる大島優子は、3年ぶり3度目の舞台となる。さらに麻実れい、勝村政信、南沢奈央、立石涼子、松田慎也、山路和弘といった実力派俳優が出演する。
上演台本と演出を担当するのは、名門ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーなどでキャリアを積み上げ、幅広い分野で活躍するフィリップ・ブリーン。2015年には三浦が出演した「地獄のオルフェウス」、2017年には「欲望という名の電車」で演出した名演出家だ。
人類普遍のテーマに挑むこの舞台の模様は、「罪と罰 三浦春馬×大島優子」と題し、この5月、WOWOWで放送する。
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