鈴木浩介がドラマ初主演! 中年男性のピュアな妄想を描く
秋山寛役・鈴木浩介のコメント
――台本を読んだ感想を聞かせください。
とても面白かったです。「攻めているな!」という印象を受けました。そして、「癒されたい男」はとてつもなく“くだらないドラマ”です。妄想していくところがリアルな妄想というよりは、想像力豊かなちょっと飛んだ妄想なので笑いながら読みました。
――ドラマの見どころはどこでしょうか?
僕が演じる主人公の秋山が癒されていくシーンです。癒してくれる数々の美しい女性が登場します。皆さん相当キャラクターが濃い方ばかりで、それぞれ癒され方が違います。秋山は登場する美女で妄想するのですが、どんな妄想で癒されるのか! 妄想シーンは見どころです。
――秋山はどんな人物ですか?
秋山は、トイレメーカー勤務の真面目な40代中年サラリーマンです。団塊の世代の後に生まれた、団塊ジュニア世代で団塊世代の背中を見て、一生懸命まい進してきた世代です。自分はストレスがたまっているけれど、そこは目をつぶって、家族だったり周囲のために一生懸命頑張って働いてきた男です。
でも、気付けば疲れがたまっていた。そんな時に、初めて自分の心の抜きどころを“妄想”に見つけたんだと思います。真面目に一生懸命働いたが故の妄想だと考えると、愛せるキャラクターだと思います。ですので、ただのエロい妄想をしているおっさんだとは思われないよう努めてます。
――秋山を演じて大変だったことはありますか?
「癒されたい男」はモノローグが多いドラマになります。エロい妄想をしながらお芝居の掛け合いもあるわけです。ですので、お芝居の掛け合いをしながら、間にモノローグが入ってまたお芝居に戻る時にストップモーションみたいな状態になるので、このストップをどう埋めていけばいいかが大変でした。そこにも注目して見てほしいですね。
――演じて一番共感できる部分はどこですか?
部下のことを思い、上司に従う中間管理職の気持ちです。40代の役者はドラマの現場でも先輩と後輩に挟まれている位置ですから、うまい具合に空気を作れればと思い、臨んでいます。
――読者へメッセージをお願いいたします。
少し疲れて、息抜きしたい時にダラダラ見てください。片手間でもいいので、少しお酒でも飲みながらご覧下さい。妄想シーンには数々の癒し系の美しい女性が出てきますので、これはもう20代30代も必見です。そして、10代は性の目覚めを感じる瞬間もあるかもしれないです(笑)。ぜひ幅広い世代に見てもらいたいです。楽しみにしていてください!
4月スタート
毎週水曜夜1:35-2:05
テレビ東京ほかで放送
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