――稽古場の雰囲気はいかがでしょうか?
前田:そりゃもう、全員粛々と稽古していますよ。
吉村:バリうるさいやん!(笑) みんな顔見知りやから、わいわいと仲良くやってます。
磯野:やるときはやる、でも基本にぎやかですね。
――初日はバレンタインデーですが、バレンタインに関するエピソードがあれば教えてください。
磯野:僕、中学生の時にモテ期のピークがあったんですよ、20個もらって。それが最高数。そこからはなんか右肩下がりなんですよね…(笑)。
前田:もらったチョコの個数ですか? 俳優始めてからは数えてないですね。
一同:おぉ…!?
前田:嘘ですけど(笑)。学生時代は全くもらえなくて。1個ですね。でも、友達が多かったんで失敗作というか、いわゆる友チョコはたくさんもらいました。
吉村:それ失敗作じゃないかもしれないやん!? 僕は男子校だったんで…。海沿いにあるギャルが多い学校と、山頂にある頭の良い清楚な子が多い学校と、そして山の麓に僕が通っていた男子校があって。その3校は最寄り駅が同じだったので、男子校の僕らは駅でソワソワするだけっていうのが高校生時代の定番だったので….。
――最後に公演を楽しみにしているファンの方へメッセージをお願いします。
前田:今回は小劇場ということで細かいところも見えると思うので、ありがたいことにチケットもほぼ完売しているとのことで、より一層気を引き締めて頑張ります。
磯野:まじめな話題になった途端、急にしゃべる量減ったなぁ(笑)。
前田:(笑)。劇場で見てほしいですけど、どうしても劇場に来られない方、見られない方は、DVDや配信で見ていただければなと思います。でも、やっぱり舞台を見てほしいから、当日券も出るので、ぜひ劇場に来ていただけたら嬉しいです。
吉村:今回、小劇場での密室サスペンスということで、みんなが細かい芝居を散りばめていると思うので、一挙手一投足を見てもらえれば。そのうえで、この人が犯人かな、この人が犯人かなと想像してもらえるのが楽しいと思います。劇場でお待ちしています。
磯野:この作品が続いている中で、このシリーズは「東堂 解」という人物が主軸となっているんですけど、村田充さんはじめ歴代の名だたる役者が東堂を演じて続いている中、自分だからこそできる東堂解を演じられたら良いなと思います。僕ら役者はお客さんに見てもらえて成立する職業なので、千本桜ホールで演じる意味とか、そういうのが見つけられればなと思います。
今回は解の大学生時代ということで、シリーズの中でも1番最初の話になります。これを見ていただいて、他のシリーズも見てみようってきっかけになってもらえれば嬉しいです。そして次の、そしてまた次の東堂解シリーズが続いたらとても嬉しいですね。
一同:ヨッ!座長!(拍手)
前田:ちゃんとこのセリフに「一同:(拍手)」って入れておいてください!(笑)。
本公演はDMM.comで千秋楽公演のネット配信が決定。また、舞台会場では舞台裏などを映像特典として収録した公演DVDの発売が決定しており、会場では先行限定予約特典として全キャストのサイン(複製)、一言コメント(複製)入り集合ビジュアルミニクリアファイルが付く先行予約も実施される。
文:岩永聡美
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