――お誕生日おめでとうございます。
本当にありがとうございます。39歳になりました、サンキュー、です(笑)。
――現在放送中の「絶対正義」が、視聴者に支持されている。
伺いました、ありがとうございます。現場は今、高校生時代の女の子たちから、大人になった私たちにバトンが渡され、監督、スタッフ一丸となって、もの凄いエネルギーで撮影が進んでいます。その熱気がドラマを通じて伝わっているのかなとも思いますし、皆様の反響が作品の力になっているのは明らかなので、本当にうれしいです。
エンターテインメントとしてこの作品を楽しんでいただきながら、“正義”というものについても思いを馳せていただけたら…そんな願いを込めて、日々、作品と向き合っています。
――撮影も終盤に向かっているが、範子への思い入れも増しているか。
私にとって、(高校時代の範子を演じた)白石聖さん演じる範子の哀しみ、深い闇が強烈で。そして、その闇に光を射してくれたのが4人の友人たちで…約束の15年後に、範子には何が残っているだろう?どんなことを大事に思って15年という時間を過ごしてきたんだろう? って想像したら、高校時代の範子がギュッと凝縮して、パワーアップしているような気がしたんです。
友人たちが涙して感謝してくれた“正義”と、範子にとっての“家族”。これらが二本柱となって範子を支え、助長し、濃縮されていったんじゃないかって。
なので監督とは、15年ぶりの再会や、自身の正義によって友人たちが再び正しい方向に導かれていく時の、範子にとっての歓喜の瞬間はデフォルメして表現しようとお話していました。その結果が範子の見た目の違和感だったり、仕草だったりに繋がりました。範子の愛情はいびつですが、実は友人思いの優しい人でもあるんですよね。
――視聴者の方にメッセージをお願いいたします。
ここから範子の愛情がどう加速していくのか、その愛情を4人の友人たちがどう受け止めるのか、ぜひ、期待していてくださいね!!
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