――今回の作品は将棋界が舞台ですが、将棋に関しての勉強は事前にされましたか?
知識的なこととして覚えておかなければいけないことはありましたが、「とことん勉強してやろう」とは思いませんでした。
それは秋葉自身が無知で、だんだん将棋の面白さに気づいて変化していく。
僕自身もどこかで秋葉と気持ちがリンクしていったら面白いなと思ったので、知識的なことは勉強しましたが、実践的なことはそこまで勉強しませんでした。
“将棋ブーム”と言われていますが、実際には知らない方もいらっしゃると思うので、将棋の面白さを伝えつつ、僕が演じて感じた「厳しさもあるからこそ将棋は面白い」という部分も含めて、楽しんで見ていただけるのではと思っています。
――ドラマには将棋会館が登場しましたが、実際に行かれてみていかがでしたか?
それが、将棋会館が始まる前の早朝に撮影をさせていただいて…(笑)。
入り口に展示されているものは拝見しましたが、2階以上には入っていないんです。
――将棋を指すシーンがある皆さんは棋譜台本に沿って、駒をどう動かすかを覚えながらもお芝居されているとのことですが、いかがでしたか?
僕は(プロ棋士を目指す)真田を近くで見てきて、指そうとはするけどきれいにバシっと決まらないように、あまり行き過ぎない方がいいと思いながら指していました。
ただこの手の時にこのせりふを話す、という決めごとの中でお芝居をするというのは難しいと思いました。
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