玉木宏が将棋の魅力を熱弁!「厳しさもあるからこそ面白い」

2019/02/20 06:30 配信

ドラマ インタビュー

真田の師匠・千田(近藤正臣)も真田の再挑戦を見守る(C)NHK


復活をかけた2人の男のストーリー


――作中では記者として、羽生善治九段や加藤一二三九段に取材をされていましたが、印象に残っていることはありますか?

羽生先生、加藤先生にもたくさんの質問をさせていただきました。

せりふはありましたが、自分で考えた質問もプラスアルファでしました。

自分は演じながら、リアルな羽生先生、加藤先生と対峙(たいじ)するというのは不思議な空間で、貴重な経験でした。

棋士を目指す人たちへメッセージを伺うと、お二人とも「これだけの将棋ブームがうれしくもありますが、厳しい世界でもあるから、どうか諦めずに続けてほしい」とおっしゃっていたのが印象に残っています。

――最後に2月24日(日)放送の最終回に向けて、見どころを教えてください。

主軸にある将棋の面白さはもちろんですが、この作品は復活をかけた2人の男のストーリーでもあると思います。

目標に向かって夢中になっている人はすごく輝いていると思うし、そこにはその人を支える人たちがたくさん居ます。

人の行動に魅了されて、人が人を支えていくのはすごくすてきな形で、そういう部分の変化が特に見られるのが3話(2/17放送)と最終回だと思います。

主人公は秋葉ですが、復活をかけた戦いに挑む真田を軸に全ての人が動いている、ということを感じられる内容になっています。