――作中では記者として、羽生善治九段や加藤一二三九段に取材をされていましたが、印象に残っていることはありますか?
羽生先生、加藤先生にもたくさんの質問をさせていただきました。
せりふはありましたが、自分で考えた質問もプラスアルファでしました。
自分は演じながら、リアルな羽生先生、加藤先生と対峙(たいじ)するというのは不思議な空間で、貴重な経験でした。
棋士を目指す人たちへメッセージを伺うと、お二人とも「これだけの将棋ブームがうれしくもありますが、厳しい世界でもあるから、どうか諦めずに続けてほしい」とおっしゃっていたのが印象に残っています。
――最後に2月24日(日)放送の最終回に向けて、見どころを教えてください。
主軸にある将棋の面白さはもちろんですが、この作品は復活をかけた2人の男のストーリーでもあると思います。
目標に向かって夢中になっている人はすごく輝いていると思うし、そこにはその人を支える人たちがたくさん居ます。
人の行動に魅了されて、人が人を支えていくのはすごくすてきな形で、そういう部分の変化が特に見られるのが3話(2/17放送)と最終回だと思います。
主人公は秋葉ですが、復活をかけた戦いに挑む真田を軸に全ての人が動いている、ということを感じられる内容になっています。
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