竹中直人ふんどし一丁のアドリブが海外スタッフに大ウケ!「コメディーは言語を超える」
竹中はコメディアンとしてデビューし、映画「シコふんじゃった。」(1992年)、「EAST MEETS WEST」(1995年)、「Shall we ダンス?」(1996年)の3作品で獲得した日本アカデミー賞最優秀助演男優賞をはじめ、多数の受賞歴を誇る名バイプレーヤー。
もはや日本人なら誰もが知るところの名俳優でありながらも、本作では“テストなしの本番”や脚本通りにせりふを言うかどうかキャストの判断に任せるなど、イギリス人のバーナード・ローズ監督の斬新な演出方法には「緊張感も相まって興奮しました」と振り返っていた。
さらに「僕が静かな芝居をすると、ローズ監督が『もっとテンションを上げて!』という。即興性を求めていく刺激的な現場でした」と楽しみながら役柄を作り上げていった様子も語っている。
そんな竹中は、現場では得意のアドリブを次々と盛り込んでいき、アドリブでふんどし一丁になる場面も。
日本語を話せない海外のスタッフが、又衛門のシーンではいつも大笑いしていたようで、「つまり、コメディーは言語を超えるということです」と、ローズ監督も竹中のユーモアあふれる表現力に太鼓判を押している。
長年守衛番を務め上げてきた又衛門の威厳を残しつつも、次々と繰り出されるアドリブで、ユーモアのある又衛門を作り出している竹中の熱演にも注目だ。
2月22日(金)公開
(C)”SAMURAI MARATHON 1855”FILM Partners GAGA.NE.JP/SAMURAIMARATHON
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