初めて聴かせていただいた時から、ドラマが表現する「一色じゃない」世界観が表現されている曲だなと感じていました。
このドラマは、他の弁護士ドラマと違って勝ち・負け、善悪では片付けることのできない「冤罪」がテーマで、拓自身もさまざまな思いを抱えている人物です。
そんな白黒でははっきりする事のできないドラマだからこそ、King Gnuの皆さんに作っていただいた「白日」がエンディングに近いところで流れることでドラマを一層深くしてくれていると感じていました。ですので、今回お会いできてすごくうれしいです。
今夜第6話が放送されますが、最終話に向けての撮影が始まっています。今回拓を演じさせていただく中で、「冤罪」は罪が晴れたとて全てがすっきりするものではないと改めて感じました。
それでも、そこに関わっているたくさんの人の“思い”の中に、きっと皆さまに共感できる部分があると思いますし、最終話は特にそこが濃く描かれていますので、楽しみに待っていてください。
「冤罪」に対して、ドラマを見る前は特に具体的なイメージを持っていなかったのですが、回を追うごとに意外と身近に潜んでいる事なんだと思うようになりました。
特に、先週放送された第5話の生徒と教師との関係が生んだ「冤罪」はどこかリアルで、ざらざらしたものを胸に感じました。
ドラマの現場に来ること自体が初めてだったのですが、セット一つ一つのディティールが細やかで驚きましたし、皆さんの演技にものすごい迫力があって感動しました。
坂口さんもおっしゃっていましたが、物語、そして主人公・拓が持つ「一色じゃない」思いを込めて作った曲なので、皆さんにもどこかにそれを感じていただけたらうれしいです。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)