横山由依&阿部マリアがAKB48グループの“アジアフェス”を振り返る
――横山さんはAKB48全体の目標として思ったことはありましたか?
横山:ああいう“熱狂に包まれる”っていう感覚がもっと欲しいなって思いました。あと、AKB48の振り付けを姉妹グループがやってくれているのを見ると、やっぱり“オリジナル”として、しっかりとクオリティーを上げていかないといけないんじゃないかって思いましたね。
秋元(康)先生が13周年のときに、「今までは個性でよかったけど、これからは団体でそろえるってことをやらないといけないよ」っておっしゃっていたので、これから1~2年はそこに気合を入れていきたいなって思いました。
――番組は横山さんから阿部さんに質問する形での進行でしたが、阿部さんから横山さんに最近のことなどで聞きたいことは?
阿部:AKB48は今何人? 何期生までいるんですか?(笑)。
横山:期で言うと16期生までいるねんけど、ドラフト生が3期までいる。
阿部:Team TPはオーディションで入ったとき、憧れるメンバーが「由依ちゃんに憧れて入りました」とか「ぱるる(島崎遥香)に憧れて入りました」とか、9期生が一番上で。
横山:マジで!?
阿部:こじまこ(14期生・小嶋真子)とか岡田奈々(14期生)ちゃんが憧れなんですよ。
横山:前田(敦子)さんとか(大島)優子さんじゃなくて、その先ってことや。AKB48は…そうなのかなぁ。ドラフト生の憧れのメンバーとかを見ると、確かにそうなってきてるかも。
阿部:あと、私はキャプテンではないんですけど、一番先輩だから、引っ張らなきゃいけない局面があるんですけど、どうやったら人がついて来てくれるのかなって。キャプテンや総監督になるために心掛けたことはありますか?
横山:当たり前のことを当たり前にやるっていうことだけは心掛けたかも。ダンスとか歌とか、そこもすごく大事だけど、全部で1位になろうとするのは、人だから不可能かもしれない。
それより、時間を絶対に守るとか、衣装の早替え頑張るとか、メークは早くするとか、そういう本当に基本的なこと、当たり前のことは絶対にやって、そこだけは確実に守って注意できる自分でありたいとは思ってずっとやってきたかも。
阿部:それは…すごい。私が一番やらなきゃいけないことだ。メークも「あと板野(友美)と阿部だよ~」ってずっと言われてたし(笑)。課題だ、それ。
横山:それは自己満足かなって思ってたけど、見てくれてる後輩とかスタッフさんがいることも後々分かったから、やっぱり大事なんだなって。
阿部:じゃあ私も意識しながら、キャプテンに言っておきます。
横山:自分はやらへんのかい!(笑)。
阿部:やるやる! 心掛けるけど、キャプテンが、私がいるからキャプテンになり切れないみたいなので、彼女も彼女で悩んでるから言っておきます。
横山:そしたらそれが彼女の自信にもなると思う。
阿部:確かに、言っておきます!
横山:(阿部は)やらないらしい(笑)。
阿部:やるやる!(笑)。