NHK総合ほかで放送中の連続テレビ小説「まんぷく」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか)のクランクアップセレモニーが2月27日(水)に行われ、ヒロインを務める安藤サクラと長谷川博己が登壇した。
福子(安藤)とその夫・萬平(長谷川)の成功物語で、インスタントラーメンを生み出した実業家である安藤百福氏と妻・仁子氏の半生をモデルに、戦前から高度経済成長期にかけての激動の時代を舞台に、たくましく生きる夫婦の姿を描いている本作。
10カ月間、夫婦として共に歩んできた2人は、心底「まんぷく」の撮影を楽しんだ様子で、満開の笑顔を見せていた。
安藤は「本当に最後の最後までとっても楽しかったです。最後の最後まで萬平さんはアドリブで笑わせてくれまして。振り返ると本当にずーっと笑顔でいたなと。最後の最後までケラケラ笑って終えられて。楽しかったというのもあるし、自分の人生において重みのある時間になった」と振り返る。
また、「人生においてというと、たったの10カ月ですが、子供と大阪に来て子どもの成長を見ているとたった10カ月だけど、“されど10カ月だな”とすごく感じました。思いがいっぱい詰まっていて話始めると1時間半はかかります(笑)。順番に言いたいことを言って言い切れなかったことは紙に書いてお渡ししようと思うのですが(笑)」と笑いを誘いつつ、この10カ月間の撮影をいとおしんだ。
そして、「福ちゃんが“たちばな塩業”を解散するときに、『この時間をこれからの人生に活かしてください』って最後言うんですけど、私自身もこの時間をこれからの人生に活かしていかなければと思っています」とドラマに重ね合わせ、「『まんぷく』は超面白いドラマだなと思います。こんな素晴らしい大先輩、スターの方々に囲まれて、こんな素晴らしいぜいたくな時間はないです。もう“まんぷく”です。皆さまどうもありがとうございました!」と大満足の様子だ。
一方、長谷川も「自分はこの長丁場に耐えられるのかなと思いながら撮影に挑んだわけですが、とにかく僕みたいに面倒くさい男を皆様に支えていただいて、福ちゃんにもくだらないアドリブをいつも受けていただいて。このスタッフとキャストでなければこんな風に僕も素敵な時間を過ごすことはできなかっただろうなと今日改めて感じました」としみじみ。
また、2020年に放送開始する大河ドラマ「麒麟が来る」(NHKの総合ほか)で主演を務める長谷川は、「この後、僕は大河ドラマをやることになるわけで、だからまだ終わっていないという感覚なのかもしれないですけど。とにかくここまで無事にやってこれたのは福ちゃんのおかげでもありますし、スタッフとキャスト、皆さんのおかげでなんとかやり終えることができました。これから僕はちょっと違うところに旅立ちますが…本当にお疲れさまでした。どうもありがとうございました!」と感謝の気持ちを全力で伝えた。
毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか
NHK総合ほかで放送
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