<試写室>「僕の初恋をキミに捧ぐ」本当の“強さ”を彼が教えてくれた
いよいよ最終回…!
累計800万部を突破した青木琴美の人気コミックを実写化した本作は、20歳まで生きられないとされる心臓の病を抱える逞(野村周平)と、逞の病気を知った上で彼をいちずに愛する幼なじみ・繭(桜井日奈子)の切ない恋を描いた純愛ストーリー。
【最終回あらすじ】
突然、心臓移植が受けられることになった逞(野村)。繭(桜井)は安堵(あんど)と喜びを覚えるが、心臓の提供者は脳死状態に陥った昴(宮沢氷魚)だった。
逞の病気をよく分かっていた昴は、自分に万一のことが起きた場合に備え、ドナーカードを書いていたのだ。
それを知ってしまい、複雑な思いにかられた逞は、移植手術を拒否すると記した手紙を残し、病院から姿を消してしまう。さらに昴の母親も、臓器提供を取りやめると言い出し…。
絶望する逞の母・えみ(石田ひかり)に、繭は「逞の居場所が分かるのは私だけです」と夜の街へ一人で飛び出し、逞の姿を捜し求める。
逞は、幼い頃に繭と二人で一緒に流れ星を見た公園にいた。その思い出の場所で、心からの幸せを感じる逞と繭。二人は一夜を共に過ごし、真剣に自分たちのこれからについて語り合う。
翌朝、病院に戻った二人は、移植手術ではなく、前例が数件しかない新しい治療法に挑戦したいと両親を前に話す。
父・寛貴(児島一哉)と母・えみ、そして主治医で繭の父・穣(生瀬勝久)、母・陵子(真飛聖)はそれぞれの考えをぶつけ合う。逞と繭、家族は未来を信じて決断を下すが…。