漫才コンビのヤマメ、コンビ名の由来明かす「“社名”占いで星3つだったから」

「行き着く先はどっちも嫌われるキャラ(笑)」(コウタ)

――実験ネタの展開は、どのように思い付いたんですか？

チカト：アルバイトでお皿を洗ってたら思い付きました。

コウタ：天才みたいな言い方するの、やめて！　サンドウィッチマンの富澤(たけし)さんが以前、「両方コウタになっちゃえば？」ってアドバイスをくださったことがあって。それが頭の片隅にあったみたいで、お皿を洗っていたら「ここだ！」って(結び付きました)。実際に舞台でやってみたときはスベったんですけど、今日(の収録)はうまくいきましたね！

――でもお題発表では、お互いに「このお題は嫌です！」とおっしゃっていましたよね。

チカト：僕がコウタのキャラを「嫌です」って言うのは分かりますよね？　でもコウタが僕のキャラを「嫌」って言うのは、意味が分からない。

コウタ：だって僕、こいつ(チカト)で笑ったことないんで(笑)。

チカト：やめろ！

コウタ：僕は(チカトの特技の)ギャグ、同じものを30分くらい撮らされてるんですよ。

チカト：800個近くインスタグラムにギャグをアップしてるんです。見た人は、最初は「笑えない」って言うんですけど、「5個くらい連続で見るとだんだん笑えるようになってくる」って。僕のギャグの見方は、これが正解かもしれません。

コウタ：チカトの同級生が、インスタをフォローしてくれたらしいんですよ。でも、ギャグを見てすぐフォローを外したっていう(笑)。

チカト：「いいね！」がコウタしかないこともありますから。

コウタ：でも、1000個まではやってくれって言ってるんです。そうしたら「サウザンド・ギャガー」って名乗れるようになるかなと思って。

――鈴木おさむさんとのブレストのコーナーはいかがでしたか？

コウタ：聞きたかったことを、聞く前に全部言ってくれました。ネタに関して、ちょうど僕らが迷っていた部分を話してくださって。

チカト：キャラ付けや見せ方をどうするか、迷ってたんですよね。

コウタ：僕、最近「モテたい」って思い始めたんですけど、今のキャラクターが気持ち悪いので、すっごい引かれるんですよ。体を後ろに反らしながら漫才見る人、普通います？(笑)

チカト：最前列はみんなそうやって見るよね。

コウタ：だけど、その向こう側があったんだなと。なので、突き詰めたいなと思っています。

チカト：キャラクターについては、もうちょっと考えないと。

コウタ：行き着く先は、どっちも嫌われるキャラクターだね(笑)。