20周年という節目に「どんなデジモンを? これは難題だなあ」と思いました。
ただ1つ、最初に決めたことは“劇場版”をやろうということでした。そのときは、単純に作画だとか映像クオリティー面を意識した言葉でしたが、「“劇場版”とは?」を解いていくと、1本のフィルムに濃縮されたエンターテインメント性だったり、いろいろな意味合いがあり、今も迷ったときに何をすべきか、自然と立ち返る大きな柱になっています。
何を言いたいかというと、90分程度の時間、見ている人をスクリーンにくぎ付けにさせて、「あー、面白かった!」って帰ってもらいたい。われわれはそこを目指して走っています。
これまでの20年間でデジモンと出会った人へ。そして、初めてデジモンと出会う人にも。
絆の物語を届けます。
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