なぜ日本は“フィギュア大国”に成長した? 伊藤みどり、荒川静香、羽生結弦らスター選手が生まれた背景に迫る
3月7日(木)放送の「直撃!シンソウ坂上」(毎週木曜夜9:00-9;54、フジテレビ系)では、日本のフィギュアスケートを特集。1932年のオリンピック初出場以降、初のメダル獲得に至るまで60年間という長い低迷期が続いた日本。近年、羽生結弦選手や紀平梨花選手など数々のスター選手を輩出する“フィギュア大国”となった強さの真相に迫る。
番組では、日本人として初めてオリンピックでメダルを獲得した伊藤みどりにインタビュー。類いまれなるジャンプ力を持ち、「100年に1人の天才フィギュアスケーター」と呼ばれた伊藤。当時、高校3年生にして5種類の3回転ジャンプを武器にカルガリーオリンピックに出場し、ジャンプは成功。しかし、ジャンプの技術性よりも芸術性が評価されたためか、メダルには届かなかった。
その後、伊藤は自分を見つめ直し、改めてジャンプの技術を磨くことを決意。当時の女子選手は公式戦で誰も飛んだことのなかった“トリプルアクセル”へ挑むことに。前向きに踏み切り3回転半ジャンプする、という前人未到のジャンプで、日本中の期待を背負ってアルベールビルオリンピックに出場した伊藤。初日のオリジナルプログラムでは4位スタートと出遅れ、フリープログラムでも演技序盤でトリプルアクセルを失敗。崖っぷちまで追い込まれた伊藤は、ある信じられない決断で銀メダルを手にすることになる。
伊藤以降、長らくメダリストの生まれなかった日本フィギュアスケート界だが、2006年のトリノオリンピックで荒川静香が日本フィギュア初の金メダルを獲得。その背景には、伊藤が引退した1992年に日本スケート連盟が始動させた、あるプロジェクトの存在が。羽生選手、紀平選手、安藤美姫、村上佳菜子、本田望結選手、本田紗来選手など、そうそうたる顔ぶれが参加して世界に羽ばたくきっかけとなったプロジェクトを、彼らの幼少期の映像と共に公開する。
さらに、高橋大輔がオリンピックで日本男子初のメダルを獲得した裏の秘話を明かす。当時スランプに陥っていた高橋を救った、男子フィギュアの第一人者である本田武史の行動とは…。スタジオゲストは本田、鈴木明子、渡辺満里奈。
毎週木曜夜9:00-9:54
フジテレビ系で放送
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