モーニング娘。'19小田さくら「『Only you』はメンバーの成長が分かる楽曲」【ハロプロ誕生20周年記念連載】
2018年に誕生から20周年を迎えたハロー!プロジェクトをお祝いする記念連載「ハロ!愛(ラブ)」。今回は10&11期メンバーの3人が、3月発売のベストアルバム&春ツアーの見どころをトーク!
今回のベストアルバム『ベスト!モーニング娘。20th Anniversary』について教えてください
小田さくら「モーニング娘。って、つんく♂さんがそもそもロックシンガーなのでロックな曲は割とあったんですけど、『I surrender 愛されど愛』みたいな、ここまでハードロックな曲は意外となかったなって。私たちの熱さが出しやすい曲ですね。曲自体は短いんですけど、その短い間にファンの人がいつも以上の圧を私たちから感じてほしいです。もちろん、この曲の倍以上の長さの曲もあるんですけど、それを見ているよりどっと疲れるような曲ですね」
石田亜佑美「短いけど濃いね。濃い時間を」
小田「もう、圧と勢いと気合が入った曲。何か私たちの熱を分かりやすく伝えられる曲です。曲が短い分、私たちもそこに思いっきり気合を注いでいるんだなって」
佐藤優樹「何か、私たちがつんく♂さんに試されているみたいな感じがする。『これ出来る?』みたいな」
小田「『I surrender 愛されど愛』がですか?」
佐藤「そう。優樹が勝手に思っているだけなんだけど。「出来る?」「出来ません」みたいな。多分、つんく♂さんが見ていたらもっとダメ出ししているんだろうなとは思いますね。『そこは、ちゃう』みたいな」
小田「ダンスをみて、みたいな感じですか?」
佐藤「ダンスもそうだし、歌い方もそう。なんて言うんだろうな、私の歌割りがあるしな。私の感じていることですけど、私はつんく♂さんのロックとは違う歌い方をするタイプ。リズムのとり方とか、一番つんく♂さんの感覚に近いのは小田なんですよね」
小田「でも、この曲は全員にソロパートがあるじゃないですか!」
石田「もう一曲のアルバム新曲の『恋してみたくて』は、フォーメーションダンスとかで見せることが多いモーニング娘。の中で、この曲はほぼ自由。ほとんど決まった振り付けがない。テレビとかでカッコいいモーニング娘。しか見たことのないって人が『恋してみたくて』の私たちを見たら、ちょっとびっくりするかもしれないですね。『あ、こんなにふざけるんだ、この人たちも』みたいな。そういう印象を、ギャップを与えられる曲だなと思います。そんなモーニング娘。も見てもらおうっていう楽曲なので」