今回の起用に、浅野は「私のわがままではあるのですが、『大奥』では奥女中以外、演じたくないとお願いしてきました。今回は公家役ということで少し残念ではありましたが、私としては『大奥』はオリンピックのように参加することに意義があると考えていますので(笑)、お声をかけていただきありがたく思います」と喜んだ。
また、自身が演じる役について「初めての公家役ですので、大きなカツラや長いはかまといった公家の扮装が似合っているかどうかは不安です(笑)」と笑った。
そして「“最終章”と銘打たれていますが、最初の『大奥』から参加させていただいている私にとっては、『大奥』という作品は、これからも若い世代の方々が引き継いでいける作品だと思っています」と力強く語り、「林(徹)監督に今後も『大奥』を作っていただけることを、私自身が一視聴者として楽しみにしております。『大奥 最終章』は、“最終章”というよりは“新たなる『大奥』の幕開け”となる作品になると思います」とコメントした。
一方、北村は「『大奥』シリーズは仕事というよりも家に帰るという気持ちが強いかもしれません」と話し、今回の“かぶき者”という役については「まず衣装合わせでのド派手な衣装にビックリしました(笑)。宗春がかぶき者であったことは知っていましたが、想像以上の衣装に“本当に、これを着るんですか?”と(笑)。
キセルも長くて重くて。劇中でキセルを吸っていますが、長い分、ものすごく肺活量が必要でした(笑)」と振り返りながらも「それもこれも、林監督の愛情かなと感じていて、うれしかったです」と久々の「大奥」シリーズの出演を喜んだ。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)