<広瀬すず>「涙が止まらなかった」“朝ドラ”ヒロインへの思い語る
読んでいても、なつだけでなく登場人物全員の気持ちが心に刺さって、1ページめくるたびに「うわー」って思います。
ある場面では切なすぎて耐え切れなくなって、マネジャーさんに「私、涙が止まらなかったんです」って思わず伝えました。
私、もともとはギリギリにならないと台本を読まないんですよ。なぜなら、読んでしまったらそのシーンがずっと気になってしまうから。
でも、この作品は1回読み始めたら止まらなくなるくらい。早く世の中に届けたいという感情が、台本をもらうたびに増えています。
――「“朝ドラ”のヒロインを演じているんだ」と実感した瞬間や、切り替わった瞬間は?
最近、スケジュールを見ると「なつ」の「な」「な」「な」「な」ばかりで(笑)。みんなに「『な』がすごいね」って言われるので、「あ、私ほんとに“朝ドラ”をやってるんだ」と感じるようになりました。
ただ、ヒロインが決まってから、頭の中に“朝ドラ”が中心にある時間が長いので…急に変わったというのはないかもしれないです。
大変だなともまだ思ってないですし、逆にこんなに楽しいんだって。ちょっと聞いていた話と違うというか。一日中撮ってはいるんですけど、現場はすごく楽しくて。
ずっとお芝居できるというのは普段なく、長くて2、3カ月だから、こんなに長く同じ役で1日中お芝居をさせてもらえる毎日は、すごく楽しいなと思ってます。