<広瀬すず>「涙が止まらなかった」“朝ドラ”ヒロインへの思い語る

2019/03/25 08:00 配信

ドラマ

連続テレビ小説「なつぞら」(NHK総合ほか)(C)NHK


読んでいても、なつだけでなく登場人物全員の気持ちが心に刺さって、1ページめくるたびに「うわー」って思います。

ある場面では切なすぎて耐え切れなくなって、マネジャーさんに「私、涙が止まらなかったんです」って思わず伝えました。

私、もともとはギリギリにならないと台本を読まないんですよ。なぜなら、読んでしまったらそのシーンがずっと気になってしまうから。

でも、この作品は1回読み始めたら止まらなくなるくらい。早く世の中に届けたいという感情が、台本をもらうたびに増えています。

――「“朝ドラ”のヒロインを演じているんだ」と実感した瞬間や、切り替わった瞬間は?

最近、スケジュールを見ると「なつ」の「な」「な」「な」「な」ばかりで(笑)。みんなに「『な』がすごいね」って言われるので、「あ、私ほんとに“朝ドラ”をやってるんだ」と感じるようになりました。

ただ、ヒロインが決まってから、頭の中に“朝ドラ”が中心にある時間が長いので…急に変わったというのはないかもしれないです。

大変だなともまだ思ってないですし、逆にこんなに楽しいんだって。ちょっと聞いていた話と違うというか。一日中撮ってはいるんですけど、現場はすごく楽しくて。

ずっとお芝居できるというのは普段なく、長くて2、3カ月だから、こんなに長く同じ役で1日中お芝居をさせてもらえる毎日は、すごく楽しいなと思ってます。