大野智の主演映画「忍びの国」4月2日にTBS系で地上波初放送
あらすじ
時は戦国。織田信長は諸国を次々と滅ぼし勢力を拡大していた。次に狙う伊勢・北畠家には次男の信雄(知念侑李)を送り、日置大膳(伊勢谷友介)、長野左京亮(マキタスポーツ)らの重臣ともども支配下に置くことに成功する。特に大膳はその武勇が織田家にとどろくほどの猛者で、織田の軍勢はさらに盤石なものとなった。
しかし、その織田でさえ攻め入らなかった国がひとつだけあった。それは伊勢の隣国・伊賀。そこにすむのは人を人とも思わぬ人でなしの忍者衆で“虎狼の族”と呼ばれ恐れられていた。そんな忍者のひとり、無門(大野智)は“どんな堅牢な門でも彼の前では意味をなさない”と形容されるほどのすご腕の持ち主だが、無類の怠け者で女房のお国(石原さとみ)に尻に敷かれる毎日を送っていた。
一方、腕は無門に匹敵する伊賀忍者の下山平兵衛(鈴木亮平)は、家族の命でさえも粗末に扱う伊賀の考えに疑念が生じ、故郷の伊賀ごと滅亡すべきと考えるようになる。そしてある日、ついに織田軍が伊賀討伐の兵を挙げる。平兵衛が祖国を裏切り、伊賀への手引きを行ったのだった。
最強織田軍 vs 伊賀忍び軍――圧倒的な戦力で伊賀に攻め込む織田の軍勢。伊賀は武力・兵力では到底かなうはずもない。しかし、無門率いる忍びの軍団は誰も想像できない秘策を用意して織田軍に対抗する――。