「『3年A組』の楽屋にいるみたい!」 萩原利久 初ランウェイも“同級生”のおかげでリラックス
――一緒にランウェイを歩けたら良かったですね。
一緒に歩いたら、多分、ふざけちゃうと思います(笑)。横並びで歩いていたら、絶対に話し出しちゃっていましたね。アイツ、すぐふざけたがるんですよ(笑)。
――仲の良さが伝わります(笑)。同世代の方との共演された「3年A組」や、映画「十二人の死にたい子どもたち」の出演はどのようなご経験になりましたか。
どちらも特別、刺激が強い現場でした。同じ世代の方々が集まって、そのエネルギーをこれだけ感じられる現場もなかなかないと思います。そういった作品が続いたので、僕自身、もっとエネルギーを出せる役者になりたいなと思いました。同世代のみんなとの現場は、同世代特融の刺激ももらえるし、とても楽しいです。
――4月11(木)からは、連ドラ初主演となる「電影少女 -VIDEO GIRL MAI 2019-」が始まります。
撮影が始まって、セリフの分量の多さや、気を向けなければいけない瞬間の多さを体感して、「主演なんだ」ということをすごく実感しています。プレッシャーがないわけではないですが、やれることの多さを実感するたびに、日々「いい疲れ方をしているな」と思います。今は、現場が楽しくて仕方ないです。
――見どころを教えてください。
ちょっとダークな雰囲気のドラマになると思います。前作を観ていた方も、色が違うなと、いい意味で裏切れるような作品になるんじゃないかという気がしています。視聴者の方にとっては、僕が演じる健人の目線でドラマを観るようになると思いますので、健人と一緒に、新しいビデオガール・マイ(山下美月)の魅力を楽しんでほしいです。
健人は自分でも気付かぬまま、どんどんマイにのめり込んでいってしまうんですが、そののめり込み方、変化などを大事に演じています。
取材・文=成田おり枝