<なつぞら>松嶋菜々子の“優しい怒り”に視聴者涙…!「今日も涙腺崩壊」
連続テレビ小説第100作「なつぞら」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。第5回(4月5日放送)では、ヒロイン・なつの養母、富士子(松嶋菜々子)が幼いなつ(粟野咲莉)を「お金のことなんて気にしないで」と愛情をもって諭すシーンが視聴者の心を打った。(以下、ネタバレがあります)
「お金のことなんて気にしないで!」
「なつぞら」は、戦争で両親を亡くし北海道・十勝の酪農家に引き取られた奥原なつ(広瀬、幼少期は粟野)が、高校卒業後に上京し、アニメーターとしてみずみずしい感性を発揮していく姿を描く物語。序盤では、突然やってきたなつを柴田家の人々が受け入れるまでのエピソードが描かれている。
第5回では、なつは東京にいる兄からの手紙をひそかに待っていた。富士子が「手紙を待ってたの?」と聞くと、「すみません」となぜか謝るなつ。「あの、手紙を出す10銭、貸してもらえませんか?」と遠慮がちに申し出たなつに、富士子の感情があふれた。
「何さそれ!そんなことはいいから!なっちゃんは今、この家で暮らしてるけど、なっちゃんはなっちゃんでしょ。東京にいるお兄さんだって、親戚の家にいる妹さんだって、なっちゃんにとっては大事な家族でしょ。そういう気持ちを、隠す必要はないの。そういうなっちゃんを、おじさんもおばさんもここで育てたいの。わかる?
なっちゃんは自分の思ってることを素直に言えばいいのよ。いくらでも手紙を出しなさい、書きなさい。謝らないで。お金のことなんて気にしないで!」
「なつぞら」スタート時から「松嶋菜々子 キレイやわぁ~」「松嶋菜々子出てたら観ないわけにはいかない!」と、その美貌が話題になっていた松嶋。第5回では、富士子がなつをわが子と同じように育てる覚悟を決めた姿に、視聴者から感動の声が続々。
「松嶋菜々子母さんの温かさにもらい泣き」「なつに『10銭貸してください』と言われて、顔が紅潮し、みるみる涙目になっていく松嶋菜々子さんの演技よかった…」「今日も朝から涙腺が崩壊しました」といった声が上がっている。