天海祐希演じる取調官・真壁有希子ら緊急事案対応取調班(通称・キントリ)のメンバーたちが、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げるドラマ「緊急取調室」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)。
4月25日(木)放送の第3話では、“5億稼ぐ女”と呼ばれるカリスマトレーダー・宝城理沙(筧美和子)が自宅マンションで殺害される事件が発生。有希子は、第一発見者である平井かすみ(仙道敦子)の取り調べを始めるが、犯行を全面否定され捜査は難航する、という物語が展開される。
今回、キントリのメンバーたちにライバル心を抱く捜査一課の刑事・渡辺鉄次を演じる速水もこみちと、係長・監物大二郎役の鈴木浩介ら“モツナベコンビ”の愛称で呼ばれる二人に対談インタビューを敢行。
作品の見どころをはじめ、撮影中のエピソードや思い出、互いに“マル裸”にしたいことなどを語ってもらった。
――2年ぶりに“モツナベコンビ”として再会していかがですか?
速水もこみち:第2シーズンの時もそうでしたが、今回もすんなりと作品に入っていけました。事件の内容やせりふはより複雑になってきてはいますが、撮影現場では特に変わりはなく、いつものように“モツ”さん(鈴木)が引っ張ってくださいます。
鈴木浩介:とんでもないです! 2年ぶりと言われても、あまりピンとこないというか。久しぶりという感覚が不思議とありません。
速水:撮影に入る前も、皆さんと集まったりしていますからね。
鈴木:食事会を定期的に開催しているチームなので。肩肘張らなくても会える方たちです、キントリメンバーは。速水さんとも、リラックスしながら自然な流れで撮影に臨みました。
速水:キントリが始まったのが2014年なので、あらためて長くやらせていただいているなと実感します。
鈴木:5年間同じ作品に携われるのは、幸せなことですよね。
――この2年で、皆さん何か変わった部分などはありましたか?
速水:皆さん、現場ではどんどん“甘えん坊”さんになってきているというか(笑)。本番が始まるとギリギリまで皆さんでおしゃべりをしているのですが、そこで“モツナベ”は、耐えるというか、集中力を維持するのが大変で…。
鈴木:“モツナベ”は、捜査一課というキントリとは違う部署に所属していて、役柄上も立場が違うので、僕たちが完全にキントリチームに同化してしまっては物語が見えづらくなるのではと思っていて。
なので、僕たちだけ少し距離を置いて、静かに皆さんのお話を聞いているときもあります。
速水:もちろん、一緒にお話しさせていただくこともありますが。
――役柄と同じ距離感を保つために?
速水:それが、もしかしたらとても良いバランスなのかもしれないです。
鈴木:やはり諸先輩方はメリハリのつけ方が上手なので、自分も同じように…というにはまだまだ未熟な部分もあります。先輩方がわいわいやっていても、自分たちはしっかりとポジショニングをキープして、ご迷惑をお掛けしないようにやらせていただくという気持ちを常に持っています。
速水:一応、エリートの設定ですから(笑)。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)