2月24日(日)から東京芸術劇場・プレイハウスで開幕した舞台「世界は一人」が、全国計6都市での上演を経て、4月14日(日)、福岡・北九州芸術劇場で千秋楽を迎える。併せて、同公演が6月にWOWOWで放送されることが発表された。
「世界は一人」は、岸田國士戯曲賞を受賞した劇作家・演出家の岩井秀人が手掛ける初の音楽劇。キャストの松尾スズキ、松たか子、瑛太の3人が同級生を演じ、音楽を担当するミュージシャンの前野健太が、バンドを率いて生演奏することも話題を集めた。
ストーリーは、寂れた海辺の町で生まれ育った小学校の同級生3人を巡る物語。両親に溺愛されて育つ吾郎(松尾スズキ)、家は裕福だが母の愛情を知らない美子(松たか子)、貧乏な家庭に育ち、2人に言い知れぬ感情を抱く良平(瑛太)。家族間の確執、窃盗、自殺未遂など、さまざまな出来事を経て成長していく彼らの交錯する人生を、切ないドラマとして、そして繊細な喜劇として重層的に描いていく。
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