映画「キングダム」(4月19日公開)に主演する山崎賢人が15日放送の「バゲット」(日本テレビ系)に出演。日本映画史上、類を見ないほどの大作となった「キングダム」の中国ロケを振り返った。
映画「キングダム」は、紀元前の中国春秋戦国時代を舞台に、大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信(山崎)と、のちの秦の始皇帝・エイ政(吉沢亮)の友情と冒険を壮大なスケールで描く大型エンターテインメント作品。
累計発行部数3800万部を超える漫画「キングダム」(原泰久/集英社)を原作に、共演には長澤まさみ、橋本環奈、本郷奏多、大沢たかおら豪華キャストが顔をそろえた注目作だ。
中国有数の巨大撮影所・象山影視城で行われたロケでは「キングダム」の時代の王宮セットがそのまま再現され、参加した制作スタッフ700人、兵士役エキストラは延べ10,000人となにもかもが桁外れ。
ジャッキー・チェンのアクションチームの協力を仰ぎ本格的なバトルシーンも撮影。山崎自身も徹底的な食事制限と過酷なトレーニングで半年かけて10キロ減量し、信を演じた。
「バゲット」では、青木源太アナが聞き手になり、中国ロケのエピソードを振り返った。
ロケ現場では「すげー!でけー!」と、ひたすらそのスケール感に圧倒されていたという山崎。「ちょうど、クランクインのセリフも『なんだよ!?このデカさ!』って言っているシーンだったので、リアルな気持ちで臨めました(笑)」と笑顔で語った。
奴隷の少年から大将軍へと身を立てていく信は、剣術にも長けている。本格的なアクションシーンが初めてという山崎は、撮影の約1年前からアクションの練習を始め、3カ月前からは本格的な動きを身につけていった。
最初に撮影したアクションシーンがなんと、作品のクライマックスシーン。山崎は、「疲れた感じを出すために常に(重い)木刀を振ったり筋トレしたり、体を疲れさせていました」と回想。戦いに次ぐ戦いに疲弊した信を演じるため、徹底的に身体を酷使したという。
青木源太アナに「今後もアクションやりたいですか?」と聞かれると、「やりたいですね、これからも。アクション大好きになりました」と笑顔を見せた。
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