大人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」をこよなく愛するケンドーコバヤシと野性爆弾くっきーの2人が、漫画の聖地を訪ねる旅バラエティー「ケンドーコバヤシ&野性爆弾くっきー JoJoジャーニー」 (dTVチャンネルのひかりTVチャンネル+で配信)が4月27日(土)に配信開始される。「ジョジョ」第3部“スターダストクルセイダース”で描かれた日本からエジプトまでの旅の軌跡を追体験するという壮大なプロジェクトだ。番組放送に先駆けて、ケンドーコバヤシに番組の楽しみ方やジョジョに対する思いなどを聞いた。
ーーまずは、ジョジョが連載されている少年ジャンプとの出会いについて教えてください。
「小学1年生頃でしたね。近所の老人ホームの横に少年ホームという施設ができました。共働き家庭が多い時代で、子供たちが集まれる場所だったんです。そこに毎週ジャンプが置いてあって、読むようになりました」
ーージョジョの連載が始まった時は、どんな印象を持たれましたか。ジョジョは子供には少々難しい感じもしますが。
「荒木(飛呂彦)先生の『魔少年ビーティー』と『バオー来訪者』が好きだったので、好きな先生の連載が新たに始まった、と嬉しくなりました。それと同時に珍しい作品だなという印象を持ちましたね。舞台が日本じゃないし、登場人物も外国人ですから。産業革命時代のイギリスを描くなんて、ある意味、相当新しいですよ(笑)。確かに子供には難しかったかもしれません。乗りきれてない友達が多かったですから。でも第3部が始まって、しばらく経って気がつくと、みんなジョジョを好きになっていました」
ーー第3部の“スターダストクルセイダース”の魅力を一言で言うと。
「荒木先生は発明家ですよ。第3部は、主人公の能力が変わってスタンドバトルになるんです。それって普通は新しい連載を立ち上げるようなアイデアだと思うんですが、そのままジョジョに持っていったというのがすごいですよね。それに主人公が硬派でハートが強くて、決してめげないところがいいんです。主人公の空条承太郎は、一度も心が折れないんですよ」
ーーでは、第3部を実写化するとしたら空条承太郎を演じたいですか。それとも別のキャラクターでしょうか。
「そうですね、いろいろいますけど、いやぁ何がいいやろうなぁ(笑)。そう、ホル・ホース。ホル・ホース役をやると、女性に延髄蹴りができますからね(笑)。一生やることがないことができそうで、それでいてその女性に好かれるというね(笑)」
ーー声優としても評価の高いケンコバさん。声だけで演じるならば?
「ヴァニラ・アイスです。カッコイイの一言です」
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