沢口「(マリコと土門は)同志のような関係なんです」
――視聴者の方がドラマのマリコと土門の関係、通称「土マリ」で盛り上がっているのはご存知でしたか?
沢口: 視聴者の方がそう名付けてくださったんですよね。私、知ったのは昨年なんです。
内藤:僕がはっきりとその言葉を認識したのは、ここ数年のことだと思います。
沢口:ファンの方がマリコと土門の関係を想像して作り上げてくれたんですが、私たち作り手はそんな意図は全くなかったんです。「皆さんが作ってくださった関係性」だと思っています。
――「土マリ」を知ったことで演技で意識されていることなどは?
沢口: 脚本に沿って演技をしているので意識したことはないですね。皆さんがそれを楽しみにしてくださっていることは知っているんですが、これまでと変わらないスタンスで臨んでいます。
内藤:マリコと土門は、初期のころから男女の関係にならないように作ってきた、同志のような関係なんです。そこが変わらない限り、皆さんが盛り上がってくれている「マリコと土門の恋!?」のような展開になることはないと思います。
――内藤さんだけが知る沢口さんの秘密があれば教えていただきたいのですが?
内藤:そうですね、視聴者の方が知ってしまっていい話かどうか…うそうそ!(笑)。美人さんで、見た目以上に気が強くて、さらに頑張り屋ですね。科捜研の台本にはナレーション部分があって、本当だったら読めばいいだけなんで覚えてこなくてもいいんですけど、やっちゃんはその部分もしっかり覚えてくるんです。
――何かきっかけがあったのでしょうか?
内藤:一回だけ、そのナレーションの最中に詰まってしまったことがあったんです。実際、やっちゃんがそういうミスをするのは珍しいことで、「ちょっとごめんなさい、みんな待ってて」と言って外の空気を吸いに行く姿は初めて見ました。
その日以来、ナレーションもせりふも今まで以上にさらに完璧になっていたので、彼女の中でよっぽど悔しかったんだと思います。
沢口:脚本家の方が書いた世界観を、自分の中でしっかり入れ込んで表現したいなと常に思っています。だからこそ、完璧にしたいという思いがあり、内藤さんがおっしゃる通り、ナレーション収録で詰まってしまった時は本当に悔しかったです。
――沢口さんの撮影に対する熱い姿勢は、「沢口サーズデー」でも評判でした。
沢口:本当ですか? 沢口サーズデーの撮影では制作側が作りたいと思っているものをきちんと捉え、自分の中で受け止めた上で、自分のできる限りのことを表現したいなという思いがありました。
また、表現する中で、自分が「遊びたいな」という思いもあって、いろいろ試行錯誤しました。スタッフの方にもこの思いが伝わっていたと知れて、とてもうれしいです。
――沢口さんが知る内藤さんの秘密は?
沢口:秘密と言いますか…、内藤さんはいつも朝からお元気です。心身ともに健康な方で、いつも変わらない方ですね。
あとは、「科捜研の女」に来るゲストは内藤さんの知り合いの方が多いですし、よくお話しもされています。内藤さんは、常に現場の雰囲気を盛り上げて、いい雰囲気にしてくれています。私生活では、車が好きで、格好い車に乗っていますね(笑)。
――最後に、メッセージをお願いします。
沢口:1年間放送させていただけることに当たり、最新の科学捜査はもちろん、テイストはレインボーカラーのように彩り豊かにお届けします。また、懐かしいメンバーも登場する予定です。ぜひ楽しみにしていてください。
内藤:1年放送の旅に出るのは、僕たちにとっても初めてのことになりますので、最善を尽くしたいと思っています。最後にどのようなことになるのか、僕たち自身も楽しみにしています。
また、同時に、視聴者の方もこの1年放送を一緒に旅してほしいと思います。一緒に旅をすることで、また違った「科捜研の女」の一面が見られるかもしれません。ぜひ、僕たちと一緒に旅してください!
毎週木曜夜8:00-8:54
テレビ朝日系にて放送
Twitter「科捜研の女(をみる女)」
@kasouken_women
◆2019年春ドラマまとめはコチラ◆
ザテレビジョンがLINEでドラマニュース専門アカウント始めました!
主演インタビューや編集部オリジナルのドラマニュースがまとめて読めます!
下のボタンから「友だち追加」しよう!