朝ドラに濃すぎるキャラクター登場! 板橋駿谷「“番長”の見どころは全部です(笑)」

2019/04/27 13:45 配信

ドラマ インタビュー

板橋、昭和の雰囲気漂う“番長”の役作りを語る!(C)NHK


板橋「撮影の時は34歳だったので…」


――演出家の田中正さんが板橋さんをキャスティングされたと聞きましたが。

正さんは、俺が出演している舞台にもよく見に来てくださっていたんです。ちょうど1年前、3月の終わりにやっていた舞台も見に来てくださっていて、「終わったー」って着替えていたら、マネジャーさんが控室に入ってきて「朝ドラが決まった。田中さんが外にいるから一緒に話を聞いてほしい。」って、舞台を見に来てくれたその日にオファーもらったから、とても興奮していて(笑)。

その時、正さんから「撮影が11月からだから」って言われ、プラス「これ以上は体を大きくしないで」って(笑)。「昔ながらの番長の役だから、現代的な筋肉を作らないで」って言われたんです。なので、撮影がスタートする11月に向けてちょっとだけ絞りました。

――他に田中さんから準備するよう言われたことはありますか?

高校生に見えるよう若々しさを保ってほしいと言われました。撮影の時は34歳だったので…演劇部のメンバーには、本当の17歳の男の子がいるんですよ。隣に並ぶとこんなにも違うんだと驚きました。

高校生演じると言っても、高校生は「高校生をやろう」とは考えていないだろうなと思ったので、あまり「高校生を演じよう」とは考えないようにしようにしました。

演じようとすればするほど、絶対高校生には見えなくなるような気がしたので。

あと、門倉は“男っぽく見せよう”とする人なんだなって台本を読んで感じました。なので、“大人っぽくなりたい”っていう気持ちや背伸びしている感じが見えると、高校生に見えるだろうなとも思いました。