浜辺美波、「賭ケグルイ」で“陰”から“陽”に
シリーズ累計500万部突破の人気漫画が原作とした、浜辺美波主演の「映画 賭ケグルイ」が5月3日(金)に公開される。同作は2018年1~3月にテレビドラマseason1、2019年3~4月にseason2が放送されていた人気作だ。物語の舞台は、ギャンブルの強さで生徒一人一人の階級が定められる私立百花王学園。浜辺はリスクを追うごとに快感を覚える生粋のギャンブル狂(=賭け狂い)の蛇喰夢子(じゃばみ・ゆめこ)を演じる。
むしろ倍にして返される(笑)
――最初に映画版も製作されると聞いた時のご感想は?
やはりうれしかったです。ドラマのseason1の時に英(勉)監督含め、高杉(真宙)さんや森川(葵)さん、矢本(優馬)さんなどキャストの方々と仲良くお話しし、楽しく撮影できたんです。現場をそういうふうに楽しめたのは初めてだったので、その現場にもう一度入ることができるんだ!と。作品に対してもすごく愛着を感じていて、放送が終わってからもseason1を見返すぐらい好きになっていたんです。だから、また皆さんと、何が起こるか変わらないドキドキ感を味わえることがすごくうれしかったです。
――今作では高杉さん、森川さん、矢本さんたちが個性を存分に発揮して、ぶつかりあっています。そういう猛者たちの中で、浜辺さんは最年少で座長をしているわけですが、現場ではどんな様子なんですか?
主演だから頑張らないと!と気負いすることもなく、猛者がたくさんいるからこそ、何をやっても大丈夫だ!という安心感があります。皆さん、どんなお芝居をぶつけても受け入れてくださいますし、むしろ倍にして返されるので(笑)、私も返さなきゃ!というワクワクが1シーンごとにありました。
――皆さんとの過ごし方はやはり作品にも出ていますか?
仲良くなると、お芝居でも遠慮が出なくなると思います。いろいろ相談もできますし。以前はお芝居で仲のいい役どころを演じる共演者の方でも触ることにためらいがあったのですが、この現場を経験して、それがなくなったんです。
「映画 賭ケグルイ」
5月3日(金)公開
配給=ギャガ
原作/河本ほむら 尚村透 監督/英勉 出演/浜辺美波 高杉真宙 宮沢氷魚 福原遥 伊藤万理華 矢本悠馬 森川葵ほか