アイドルから大御所歌手まで「ピンク」で連想する名曲を多彩にセレクト
GWも終盤、5月5日(日)放送の「ザ・カセットテープ・ミュージック」(毎週日曜夜9:00 BS12 トゥエルビ)は、「オトナのピンク特集」と題して、「ピンク」から連想する名曲を、マキタスポーツとスージー鈴木が選曲して紹介する。
4月の「男のハードロック特集」に続いて、毎日新聞社ビルの上階にあるレストラン・アラスカで収録。カセットガールは今回も「ロケが好き」な、とんちゃんこと外岡えりかが務める。
令和1回目に選ばれたテーマは、季節柄・春色を意識した「オトナのピンク特集」。ピンクという名称を有するものから、ピーチ、桃、ルージュ等々、「ピンク」というワードから導き出される楽曲を多種多彩に紹介していく。
まずはスージー鈴木セレクトの「1曲目にぴったり」な岡村靖幸によるナンバー。その曲をピンクの服装で歌った岡村。日本語のゆがめ方、聴き手が受け止めきれなかったとび抜けた存在感など、スージー鈴木とマキタスポーツは共に大好きな岡村靖幸について記憶を掘り起こしながらふんだんに語っていく。
1989年の岡村靖幸主演映画「Peach どんなことをしてほしいのぼくに」の話では、マキタスポーツからオドロキの裏話も飛び出す。
続いてマキタスポーツは、歌詞に「ピンク」が使われているシュガー・ベイブの楽曲を取り上げる。ピンクというフレーズを歌詞に盛り込んだ山下達郎の先進性をそこに見ながら、色味についての文化批評まで話は展開する。
マキタスポーツ、スージー鈴木がともにセレクトしたのが松田聖子の1980年代のシングル曲。それぞれに別の曲をピックアップしたが、「ピンクといえばこの人」という意見で二人は一致。「ピンクという色のイメージを引き受けていた」という話から、パワーボイスの話まで、松田聖子論を繰り広げていく。
その他、名前や曲名に「ピンク」「桃」という言葉が含まれる歌手&ヒット曲が続々と登場。
レストランでのロケということで、途中、アラスカ名物のカレーライスを堪能する時間を挟むという不思議な進行も一興だ。