広瀬すずがヒロインを務める連続テレビ小説「なつぞら」(毎週月~土朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。第5週「なつよ、お兄ちゃんはどこに?」でついに、奥原なつ(広瀬)の生き別れた兄・咲太郎(岡田将生)が登場した。なつが幼い頃から一度も忘れたことのなかった兄との再会が、視聴者の感動を呼んだ。(以下、ネタバレがあります)
柴田家、そして十勝の酪農家たちを揺るがした牛乳の共同販売問題が丸く収まった第25回(4月29日放送)。なつの東京での幼なじみ・佐々岡信哉(工藤阿須加)が現れたことで、咲太郎探しが現実味を帯びてきた。
富士子(松嶋菜々子)に連れられて、咲太郎がいたという東京・新宿に2日かけてやってきたなつ。そこで、川村屋の女主人・“マダム”こと前島光子(比嘉愛未)、角筈屋書店の茂木一貞社長(リリー・フランキー)、クラブ歌手・煙カスミ(戸田恵子)らとの出会いも経験しながら、第29回(5月3日放送)でついに咲太郎がいるという浅草の劇場に足を踏み入れた。
ショーの幕間をもたせるため舞台上に姿を現した咲太郎は森繁久彌の「私はこの街を愛している」を歌い、タップダンスを踊り始めた。9年前と変わらずタップを踏む青年を見て咲太郎だと確信したなつは、「おにいちゃん!」と呼びかけた。
「なつ…?お前、なつか?」「なつだよ…私、なつだよ」「なつ…なつかよ!」ステージ上で抱き合って再会を喜び合った2人。なつの目からは涙がこぼれた――。2人の再会に、なつの成長を見守ってきた視聴者からは「兄妹再会のシーンやばかった、泣いた…」「なつ、お兄ちゃんに会えてよかったね!!」「令和になって最初に泣いた…」の声が上がった。
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