この先を考えると、本当に食事が喉を通らない
――浅丘さんと加賀まりこさんは「道」のパートでは姉妹役として出演されますね。
「やすらぎ」のパートと同時に撮影を行っていますので、メークやつけ爪を取るのが大変なんです。
「“お嬢”はそのままで大丈夫ですよ」と監督に言われて少し安心したのですけど、「道」パートではなるべく爪を隠しながら撮影していたので、髪を手でかき上げるところがあるのですが、よくご覧になって下さい。
私は、“白川冴子”という一人の女優の延長で「道」にも出演しますので、気持ちはどちらも変わないです。
――新しく加わったメンバーと共演された感触は?
大空(眞弓)さん、いしだあゆみさんと共演するシーンがありましたが、他の皆さんはまだこれからなんです。
初めての方もいらっしゃいますが、皆さん存じ上げておりますし、舞台やテレビ番組での共演経験はありますから、ご一緒するのが楽しみですね。
――1年間という長丁場ですが、大変なことが多いのではないでしょうか?
始まる前から台本がどっさりと届いたものですから、もう部屋が台本と衣装だらけなんです。
撮影は、まだまだ続きますから、先のことを考えると本当に食事が喉を通らなくなってしまうんです。ドラマの撮影は、そのくらいプレッシャーがあるので、気力と体力の勝負です。
この二つをいかに持続させるかということが大事になってきますから、私の場合は、メーク、衣装、アクセサリーなど毎回変えているんです。そうやって、気力を保っていますね。
撮影中はもう他のことを考える暇がないので、本当に大変ですよ。
――メッセージや意気込みをお願いいたします。
1話から、冴子のせりふが発端となって栄が執筆活動を再開したりと物語が展開していきます。
1年間という長いドラマではありますが、ぜひ視聴者の方々には最後まで楽しんでいただければと思います。