鈴木「あら~、ありがとうございます(笑)。よしよししてあげたいです、本当に」
鈴木「そうですね。ハロー!プロジェクトを卒業する前からソロで歌手をやっていらっしゃった方はいるんですけど、卒業してからソロになってやるっていう方は多分いなかったと思います。なので、どうなるかは自分でも分からないですし、逆に何が出来るかっていうのも切り開いて行けたらいいなと思いながら活動しています。そういう意味では後輩の道標になれたらいいなと。でも、℃-uteが解散してすぐの時は『これやってください』と言われたことをやるのに慣れすぎて、自分で『これがやりたい、あれがやりたい』って考える何かが無くなっていたんです。でも、解散してから表に出ない期間を設けることで、家族との時間がすごく増えたりとかして、ハロー!プロジェクトのオーディションを受ける前の感覚を一回取り戻せた。ちょっと大げさなんですけど、人間っぽくなって少しワガママなところが良くも悪くも出てきたんです。『これがやりたい、あれがやりたい』って。なので、これからも自分で自分に蓋をしないように活動していきたいなって」
鈴木「後輩たちが私のアルバムを日常的に聴いてくれていることや、自分たちのバースデーイベントなどで私の曲を歌ってくれているのを知ったときはすごく嬉しかったです。そういう風に歌い継いでいってくれるのは、素直に嬉しいです。自分がハロプロにいたからこそ分かるんですけど、ハロプロに居たときとやっぱりちょっと違う。歌って踊るっていうことは同じなんですけど、曲調も違えばダンスのジャンルも少し違ったりとかする。なので、対比は難しいんですけど、『これはこれ、それはそれ』っていう感じで、お互いが刺激になればいいなって。私自身も後輩の動画とか見ますよ。はい。再生回数を増やしていますね(笑)」
鈴木「ありますね。ソロだと良くない方の意味で落ち着いちゃうところとかもあるんですよ。アイドルだったときは基本的に毎週末ライブがあって、無い日は握手会やイベントがあったりした。表に立つことが毎日続いていたので、週に1回は必ず誰かファンの人に会うんですよ。今はやるときはやる、制作期間は制作期間っていうのがあるので、アイドルのキラキラ感だったり、ずっと人に見られているっていうことの意識の感覚っていうのは、やっぱり後輩を見ると思い出します。あと、今になってからの方が当時の自分の曲とか動画を見ますね。℃-uteやBuono!時代のライブ映像とか。見返して、その時の自分に背中を押されたりすることもあります」
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)