――烏丸家で妹・美優(優希美青)と共に慣れない仕事についた峻。烏丸家で働いている顔と家族に見せる顔の両面を表現されていましたが…。
烏丸家にいるときは少し背伸びをしていてちゃんとしていなきゃいけないという気持ちがあり、家族といるときはラフな感じででも裏にはきちんと愛があるというところを演技で伝えられたらと思っていました。きっと峻のいつもの顔は、家族といるときなんだろうなと思います。ちょっと柔らかな表情になっていますよ。
――峻は家族思いですが、実際の神尾さんと似ているところありますか?
峻は母親に何でも打ち明けますが、僕は全く打ち明けない(笑)。お互いあまり干渉しないタイプなんで(笑)。あと、弟も年が離れているので、峻と美優のような何でも話す関係性ではないですね。本当に真逆と言ってもいいかも…。でもだからこそ演じやすかったというのもあります。
――日本を代表する名門ということで、烏丸家のセットも豪華でしたね。
上流階級ってこういうところに住んでいるんだ~って驚きました。その気持ちは、峻と同じかも。見たことないモノだらけで、どれを触っていいのかすごく悩みました。中でもすごかったのは書斎のセット。本棚は天井まであって、重厚感が半端なかったです。僕は入ったことない部屋が何個かあったのですが、本編を見てこんな部屋があったのかと驚きました。登場人物の成長も見どころの一つですが、豪華セットにも注目してもらいたいです。
――最後に、もし執事がいたら、何をお願いしたいですか?
服も選んでもらうのもいいかも。急にカラフルな服を着だしたりして(笑)。そういう自分にないモノがプラスされるのって面白いなと思います。
取材・文=玉置晴子
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