テレビ朝日系で毎週木曜夜9時から放送中の「ナサケの女~国税局査察官~」で、査察官・松子を演じる主演の米倉涼子が、12月9日(木)放送の最終話で、ホームレス姿を披露することが分かった。
同ドラマは、誰にもマネできないような大胆な手法で脱税者を追い詰める女性査察官・松子(米倉)の活躍をシリアスかつコミカルに描く。毎回、疑惑の相手に内偵調査するのが見どころで、これまで“セクシーすぎる海女”や“ウエディングドレス姿”など、さまざまなコスプレに挑戦してきた。最終話は、悪徳不動産会社社長・花形(橋爪功)を追う松子(米倉)が、花形がチャリティーという名のもとに開いている脱税パーティーを内偵するため、腹を空かせたホームレス役で紛れ込む。ボサボサ頭にヨレヨレの服、汚した顔にはなんと付けヒゲまで装着し、松子はついに“男”になる。米倉は「今回に限り監督の指示は無視! どうせやるならと思って男にしました。男になりたいという夢がこれで叶ったね!」と、いたずらっぽく笑いながらコメント。
また、松子が乗り込んだチャリティー会場には、花形とゆ着する政治家親子が登場。善人を装い多額の寄付をし、有権者からの支持をアピールする。父親の地盤を引き継ぎ、選挙に立候補する二世議員を演じるのは、前衆議院議員の杉村太蔵氏。これがドラマ初出演となるが、杉村氏は「大御所にも劣らぬ迫真の演技!」と自画自賛し、“ボンボン政治家”になり切った。今回の出演に関しては「普段は僕の仕事に全く興味がない」という杉村氏の奥さんが「パパ出なよ! みんな見てるよ! 米倉涼子と共演だよ!!』と強力にプッシュしてきた」という。米倉との共演について、杉村は「一緒に画面に映れるだけで光栄です。ただ、残念なのは米倉さんがホームレス役なこと。あんなにきれいなホームレスはいないけど、ホストクラブでお会いできたらもっと良かったね(笑)」とにこやかに本音を明かした。
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