第五夜では、第一審で勝訴した財前の裁判はまだ終わらず…。控訴審に向け、弁護士の関口は真実を証言してくれる人を探して奔走するが、財前にことごとく根回しされていて、証人が見つからない。だが、財前側の根回しという圧力に嫌気がさした元看護師の亀山君子(美村里江)が、ついに証言することを決意する。
医師としての良心と財前からの圧力のはざまで、苦悩しながらもうその証言を続ける柳原だが、財前はそんな彼をあっさり切り捨てる発言を。
ここから裁判はますます混迷を極めることになるが、さらに過酷な運命が財前に襲いかかる。
疲労のせいか体調がすぐれず、手術でもミスをしてしまった財前は、裁判所を出たところで突然倒れてしまう。さらに、そのまま検査を受けることになった財前に、皮肉な結果が待ち受ける。
自分が病に倒れたことで、人の命に対して誠実であるべきという、医師としての信念を思い出す財前。ついに、財前五郎の最期の闘いが幕を開ける。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)