「お～いお茶」がギネス世界記録 CM70本以上出演の中谷美紀「我が事のようにうれしい」
5月23日、東京・渋谷ヒカリエ ヒカリエホールで行われた伊藤園「『お〜いお茶』発売30周年記念記者発表会 ギネス世界記録公式認定証授与式」に女優の中谷美紀がゲストとして出席。1989年2月に誕生し、発売30周年を迎えた「お〜いお茶」ブランドが、「ナチュラルヘルシーRTD緑茶飲料（最新年間売り上げ）」販売実績世界一（推定19億6680万ドル）としてギネス世界記録に認定された。
1995年から同商品のCMに出演している中谷は「30周年とギネス世界記録へのお祝いの気持ちを込めて緑の衣装を着て参りました」と、グリーンのドレスで登場し、「伊藤園の皆さまが真摯にお茶に向き合って、長年にわたって大切に追求なさった結果だと思います。まるで自分がこの栄誉ある記録をいただいたような気持ちになってしまいまして、我が事のようにうれしいです」と喜びの心境をコメント。
昨年11月にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のビオラ奏者、ティロ・フェヒナー氏と結婚し、現在はオーストリアと日本を行き来する生活を送っているというが「オーストリアでも緑茶への関心が高く、自宅においでくださったお客様には必ず緑茶をお出しして、ひと息ついていただき、和やかにお話しすることを心がけています。日本の美しい文化をあちらの方々にも知っていただきたいなと思いまして」と、緑茶への強い思い入れが感じられるエピソードも語った。
途中、過去のCMがいくつか上映され「真夏の夜という設定でしたが、撮影は春先の朝の3時とか4時ごろでした。白い吐息を消すために口に氷を含むんです。寒いのに氷を含むのは嫌だなって思っていましたが、撮影が始まると気持ちが高揚して楽しく演じた思い出があります」と、最初の出演CMとなった1995年「夏 花火篇」の撮影でのエピソードを披露。
これまでに出演したCMは70本以上に及ぶと知らされると「自分でも数えておりませんでしたので驚きましたけれども、折々に『将来、老後を過ごしたいな』と思える土地にたくさん連れて行ってもらいました。本当に『お〜いお茶』と私の人生は常に共にあって、『お〜いお茶』に育てていただいたんだなという思いでいっぱいです」と振り返り、最後は「『お〜いお茶』のように、皆さまに長く大切に愛される女優であれるよう、これからも研鑽を積んで参りますのでよろしくお願いします」というメッセージで締めくくった。
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