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「ゴーストライターは使ってません!」愛川欽也が初の連続ドラマ主演、脚本、監督の3役に挑戦!

2010/12/15 08:00

「連続映画“港 古志郎”」で主演、脚本、監督の3役を務めた愛川欽也
「連続映画“港 古志郎”」で主演、脚本、監督の3役を務めた愛川欽也

BSフジで1月16日(日)から放送開始する連続ドラマ「連続映画“港 古志郎警視”」のダイジェスト映像試写会が12月9日、都内で行われ、会見に主演、脚本、監督の3役を務める俳優・愛川欽也が登場した。

同作は、30余年にわたり刑事、探偵ドラマに出演してきた愛川のサスペンスシリーズの集大成と銘打った全12回のサスペンスドラマ。主人公である殺人事件担当の警視・港古志郎(愛川)が毎回さまざまな事件の解決に挑む。

連続ドラマで主演、脚本、監督を同時に務めるのは初だったという愛川は「人に任せるのが、大嫌いだから脚本もゴーストライターに頼らず、12本すべて自分で書き上げました。映画1本書くのも大変なんだけど、12本書くっていうのはすごく大変でしたね。それから編集にも立ち会ったり、音楽もすべて自分でプロデュースしたり、とにかくこだわった作品です。こだわりすぎたから、スタッフには多分嫌われてるな(笑)。でもまた(仕事に)呼ぶんだよね。結局は好きなんだね」と作品の制作時期を振り返った。さらに、今回ドラマに“連続映画”という冠を付けた理由を問われた愛川は「フランス映画の情感をドラマで表現したかったからです。僕は、フランス映画にあこがれて芸能界に入ったくらいフランス映画が大好きなんです。だから、今回の作品は刑事ものだけど、フランス映画に出てくるような大人の恋愛を描いたつもりです」と語り、全話に大人の恋愛が描かれるのか、という質問には「全12作品、ほぼすべてが男と女の話です。愛とか、恋とか、夫婦の関係とかの中に、誰も入りこめない事情っていうのがあって、事件が解決しても、そこには入りこめないっていうむなしさを作品で表現したかったんです」と作品への思い入れを熱く語った。

最後に、刑事ものということで次回作については「ちょっと今は…くたびれちゃった(笑)。全12話を1人でやっちゃいけないね~(笑)。今は“後はもう見てもらうだけ!”っていう気持ちです」と作品を取り終え、安心した正直な気持ちと、放送を心待ちにする思いを表した。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

「連続映画“港 古志郎警視”」
1月16日(日)スタート
毎週日曜 夜7:00-7:55 BSフジで放送

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  • 「連続映画“港 古志郎”」で主演、脚本、監督の3役を務めた愛川欽也
  • 【写真】愛川は、撮影でもっともつらかったことは「ことしの夏の猛暑での撮影」だと語る
  • フランス映画が好きすぎて、若いころはフランス人になりたかった時もあると明かす愛川
  • 音楽プロデュースも手がけた愛川は「このドラマにはシャンソンだ!」と初めから決めていたと語る
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