VAMPSのHYDEが声優に初挑戦! アニメ「バクマン。」に本人役で登場
NHK教育で放送中のアニメ「バクマン。」に、ロックユニット・VAMPSのHYDEがゲスト声優として出演することが決定。そのアフレコ収録を12月13日、声優の森久保祥太郎と都内のスタジオで行い、収録後に初めて声優に挑戦した感想や、漫画への思いなどを語った。
同作は「週刊少年ジャンプ」に連載中の作品で、主人公の真城最高と高木秋人が二人三脚で漫画家デビューを目指し、数々のライバルとの競争を乗り越えながら成功するまでの道のりを描いたもの。また「DEATH NOTE」の大場つぐみ、小畑健のコンビが再びタッグを組み、漫画制作の裏側を赤裸々に描いていることも話題を呼んでいる。HYDEはアニメ作品での出演で、本人役として主人公のライバルでミュージシャンから漫画家に転身したKOOGY(声:森久保祥太郎)のプロデューサーとして登場。また、第5話以降、アニメで適宜使用されるKOOGYのヴォーカル曲として、VAMPSセカンドアルバム『BEAST』に収録されている「GET UP」の日本語バージョンを提供している。
公開アフレコを終え、囲み会見でHYDE は「今回はとても夢のある企画で、VAMPSの音楽とバクマンのアニメの世界観が似ているものがあったので、ノリノリでやらせてもらいました」と「バクマン。」に参加できた喜びを語った。アフレコについては「自然にやってと言われたけれど、なかなか自然にはできなかったですね(笑)」と振り返った。
会見終了後のインタビュー取材では、声優初挑戦の感想について「そもそも作品づくりということ自体に興味があるので、今回も声優として制作に携われたことがうれしい」と語り、原作の主人公である真城と高木の二人には「すごくプロフェッショナルな仕事をしていて、若いのにすごいと思う。僕は若いころは遊びほうけていましたからね(笑)」とコメント。また、「バクマン。」が描いている“漫画”の世界について「僕は漫画家になろうと思っていたころもあったんで、よく『アラレちゃん』は真似して絵を描いていましたね。“今度何かの雑誌に投稿してみよう”とか考えていました。でも、高校生くらいに音楽と出会ったとき、音楽が自分にフィットして、こっちの方が可能性があるかなと思って音楽の方に進みました。自分の世界観をアートで表現したかったので、それがたまたま音楽になったんですね。ただ、『バクマン。』を読んでいたらめっちゃ漫画描きたくなりましたけどね(笑)」とデビュー前のアートに対する思いも明かした。最後に「いろんな人が見る作品に少しでも協力できたことがうれしいです。今度声優に挑戦するなら“萌えキャラ”をやってみたいですね。女の子の役がいいです(笑)」と、新たな活動で意外な一面をのぞかせた。
毎週土曜夜6.00-6.25 NHK教育で放送中
※HYDE出演の放送日は1月17日(月)発売の『週刊少年ジャンプ』で発表