山崎賢人が主演する映画「キングダム」(公開中)がいよいよ海外に進出する。その第一弾となるシンガポールでの公開に先駆けた5月27日、山崎が現地での公開記念プレミアイベントに登場した。(山崎の『崎』は正しくは『立さき)
「キングダム」は大ヒット街道を爆走中。公開から5月30日までの42日間で動員370万人、興行収入50億円を超え、今年公開された実写邦画作品では第1位となった。
物語の舞台は、紀元前中国春秋戦国時代の中国。天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信(山崎)と、中華統一を目指す若き王・エイ政(後の秦の始皇帝=吉沢亮)の戦いを壮大なスケールで描く。
日本でのヒットにとどまらず、海外での興行も続々と決定している。すでに公開が決まっていたアメリカをはじめ、今後カナダ、ドイツ、韓国、台湾などで順次公開する。
そんな中、6月20日に最も早い海外公開を迎えるのがシンガポール。27日、同地のランドマーク的存在であるマリーナベイ・サンズ内サンズシアターに山崎らが駆け付け、全世界での公開を記念したプレミアムイベント・上映が行われた。
イベントには、シンガポールや隣国マレーシアなどから60を超えるメディアが取材に訪れた。シンガポールの総人口のうち74%が中華系であることに加え、作品の舞台である中国本国での関心も高く、中国のメディアの姿も。そんな晴れの舞台で、主演の山崎はシンガポールの印象を聞かれ、「緑が豊かで町がとてもきれい。夜景にも感動しました」と笑顔を見せた。
とくに印象に残っているシーンについて聞かれると、「たくさんありすぎて選べません…」と悩みながらも、「(信の親友)漂との別れシーンが、原作者の原先生とお話させていただいたときに『大事なシーンなので映画でも大事にしてくれたらうれしい』とおっしゃっていたので、撮影時には本当に気合を入れました」と回想。また、「(敵方の剣豪)左慈と対決のシーンには、原先生が映画のために書き下ろしたセリフがあるのでぜひ注目してほしいです」と熱く語る場面も。
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