一見カジュアルながら中は網タイツ風の衣装で登場した希島。緊張感のある1曲目の「時代」(中島みゆき)は、アコギ弾き語りをしながら、時にアカペラで熱唱。バラードから一転、「Kijimaniaへようこそ!」とあいさつし、会場を盛り上げるオリジナル曲「Scarlet」、「チ・ア・フ・ル」を連続で披露した。
MCでは、「楽しんでますか!?私ね、今すごく楽しいです!改めましてこんばんは!希島あいりです。こんなにたくさんの方に来ていただけて本当にうれしいです。お花もいっぱいだったよ!ありがとうございます。今回で3度目のワンマンライブということで、またこのステージに立たせていただけて本当に幸せです。こんな風に音楽活動ができるのも、応援してくださってる皆さまのおかげだと思っています」と感謝の気持ちを伝える。
「いつも支えてくださってる皆さまのそばで、もっとこれから先もずっと長く一緒に、希島あいりのそばにいてもらえたらいいな」というメッセージを込めて選曲したという、4曲目の「未来予想図Ⅱ」(DREAMS COME TRUE)には、まさに希島の思いを語り掛けるような歌声に観客は聴き入った。
「悲しい気持ちになったり、温かくて幸せな気持ちになったり…悲しい気持ちになったりするじゃないですか」と、なぜか悲しい気持ちを2回繰り返す天然っぷりを見せつつ、「なりますよね?私はなりますよ!そんな時にこの曲を聴いて、少しでもその時の感情に寄り添え合えたらいいなという願いを込めて歌います」と言い、しっとりした曲調のオリジナル曲を連続で披露。「叶わぬ恋」、「My Holy Night」に続いて、「Rain Story」はギター演奏のみでのアレンジ。「この曲を聴くとなんか泣いちゃうんです」という希島のコメント通り、観客の心に切なさを訴えかけるアレンジになっており涙を誘う。
前半戦が終わると、バンドメンバー紹介の映像が流れたり、希島のオリジナル曲をバンドメンバーが楽器演奏のみで披露したりと、ブレイクタイムも飽きさせない演出に観客のテンションも途切れることなく後半戦へ。
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