「さよならくちびる」「町田くんの世界」そして「泣くな赤鬼」…主題歌とのつながりが深い映画たち
堤真一、柳楽優弥共演による映画「泣くな赤鬼」が6月14日(金)に公開。その主題歌が竹原ピストルの「おーい!おーい!!」に決定したことを受け、近年の日本映画と主題歌のつながりが深い作品を紹介する。
映画「さよならくちびる」(公開中)よりハルレオ「さよならくちびる」
<映画あらすじ>
ある日、アルバイト先で怒られ、むくれていたレオ(小松菜奈)にハル(門脇麦)が「音楽やらない?」と誘う。
ハルからギターを習い、音楽を奏でる喜びを知るレオと、それを見守るハル。次第にレオのギターは上達し、2人は”ハルレオ”として活動していくようになる。
人気が出てきたことでツアーの話が上がり、2人はローディーとして元ホストのシマ(成田凌)と出会う。シマはツアー車を調達し、3人でのツアーが始まった。
しかし、予期しない恋心が芽生えたことで、徐々に3人の関係に亀裂が走る。
そして、ついにはツアーの最後に解散を決意する。それとは裏腹に完成度が上がっていくライブ。それぞれの思いを抱えたまま、ラストライブの北海道・函館へと向かうのだった…。
<ポイント:切なさがあふれてくる楽曲>
ハルレオは、作中で主人公たちが組んでいるユニット。実際に2人を演じている小松と門脇が“ハルレオ”として5月にメジャーデビューをすると共に、EPがリリースされた。
本編になぞらえた歌詞は、切なさでいっぱいになってしまう素晴らしい曲となっている。
この楽曲は秦基博が手掛けており、「『さよならくちびる』という言葉を、ハルとレオならどんなふうに歌うのだろうかとイメージしながら詞と曲を書きました」と話す。2人の美しく混ざり合った歌声は必聴だ。
映画「町田くんの世界」(公開中)より平井堅「いてもたっても」
<映画あらすじ>
主人公・町田くん(細田佳央太)は運動音痴、勉強苦手、見た目も地味なおとなしい高校生。彼のたった1つの才能は、全ての人を分け隔てなく愛することで、接する人の世界を変えてしまうこと。
そんな彼が、“人嫌い”な女の子・猪原さん(関水渚)に出会い、そこから町田くんの世界は一変してしまう。初めての感情に戸惑いながらも、何かをつかんでいく町田くんの学生生活を描いた青春ストーリー。
<ポイント:町田くんの見ている世界に音をつけられたら…>
映画「世界の中心で、愛をさけぶ」(2004年)や「ドラえもん のび太と南極カチコチ大冒険」(2017年)など、数々の主題歌を手掛けた平井堅による書き下ろしの楽曲で、平井の優しい歌声が本作にベストマッチ。
今回の楽曲提供に当たり、平井は「人はなぜ恋をするのか? 太古からわれわれが抱えてきたこのテーマを、こんなみずみずしい視点で描けるなんて! 町田くんが見ている世界に音楽をつけられたら。そんなサントラ的な感覚で描きました」と話す。
かわいくて切なくて、耳に残る楽曲で、リリースに先立ち公開されたMVは、ポップで毒っ気のあるインパクト大な仕上がりとなっている。
6月14日(金)全国公開
<スタッフ>
原作:重松清「せんせい。」所収「泣くな赤鬼」(新潮文庫)
監督:兼重淳 脚本:上平満、兼重淳
主題歌:竹原ピストル「おーい!おーい!!」(ビクターエンタテインメント)
配給:KADOKAWA 制作プロダクション:松竹撮影所
<キャスト>
堤真一 柳楽優弥 川栄李奈
竜星涼 キムラ緑子 麻生祐未
【HP】akaoni-movie.jp
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