22歳でラーメン店を経営する女性店主・梅澤愛優香さんが、写真展「素顔」を6月29日(土)から7月7日(日)まで開催する。
常連客からは「まゆか店長」と呼ばれている店主は、ラーメン業界に入る前は荻野由佳(現NGT48)や西潟茉莉奈(同)、松岡はな(現HKT48)らと共に「バイトAKB」のメンバーとしてアイドル活動をしていた異色の経歴の持ち主。
約半年間のアイドル活動を終えた後、2017年9月に20歳でラーメン店「麺匠八雲」を神奈川・大和にオープンさせた。また、翌年10月には都内に2号店(現在の本店)を開店し、さらに別ブランドとして「煌龍軒」を神奈川・相模原、東京・大田区と立て続けにオープンさせるなど、若くてしてやり手の“美しすぎるラーメン店主”として、その名前は業界に広まっている。
今回、写真展開催をきっかけにまゆか店長にインタビュー。アイドルからラーメン店主への転身、女性店主ならではの苦悩、自身のラーメンへの思い、そして写真展について話を聞いた。
「ただラーメンが好きで、ほぼ毎日食べていて、アイドルを辞める前からネットなどで調べながら試作はしていました。思った以上に(おいしいラーメンが)出来上がったので、ここだけに留めず(お店を)やれないかなって思ったのが(開業の)きっかけですね」。
アイドル界からラーメン業界への転身は珍しい。しかし、それほど悩むことはなかったと言う。
「(アイドルを続けるという選択肢は)少しはあったんですけど、当時はもう20歳だったので、中学生や高校生が多い中で改めてアイドルをやるのも遅いのかなって思い、自分の将来も考えた上で、ラーメンを選びました」。
修行経験はなく、全て独学で自身のラーメンを作り上げ、20歳で店を開いた。
「(どこかで修行しようとは)特には思わなかったです。決めたら突っ走っちゃうタイプなので(笑)」。
元アイドルの若い女の子が修行もせずに開業。当時は痛烈な批判や厳しい意見、やっかみなどもあったと明かす。
「そこはもう仕方ないです。へこたれたり、泣いたりしたことはないです(笑)。逆に(知ってもらう)入り口としてというか、それで来ていただいて、おいしいと思っていただければ(その後も)来ていただけるのかなって。(厳しい声は)今もありますが、前ほどではなくなりました」。
嫌がらせに近いこともされたようだが、まゆか店長は逆に自分の力に変え、自身がやりたいことをスタッフに次々と提案。見返すことができるほど店舗拡大にも成功した。「(当時批判していた人には)食べに来てほしいですね。上から目線でもいいので、『前より良くなってるじゃん』みたいな声をいただければ(笑)」と控えめに笑った。
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