自称“青春マニア”の乃木坂46・堀未央奈、初主演映画は「青春の美しさもあれば、残酷さもある」

亮輝(清水)にひかれていく自分がいました

――共演された3人の男性について聞かせてください。まずはお兄さんを演じられた間宮祥太朗さんの印象は？

話すまではクールな方なのかなと思っていたんですけど、実際はめちゃくちゃ面白い方でした。現場で「好きな食べものは何ですか？」と聞いたら、「トロタク」と答えられたんですけど、家でいつでも食べられるようにトロタクが作ってあるんですって。家でトロタクを作るって、どういうこと？　と思いましたが(笑)、すごく気さくな方で、私のことを笑わせてくれるのがすごくお兄ちゃんぽいなと思いました。

――初の弱みを握って奴隷化する幼なじみの亮輝を演じられた清水尋也さんはいかがですか？

今までに出演されてきた作品のイメージで申し訳ないんですけど、最初はミステリアスな方かと思っていました。でも、間宮さんと同じで実際にお会いすると、すごく明るくて、面白い方でした。めちゃめちゃおしゃべりなのは意外でした(笑)。

――ある目的を持って初に近づくもう一人の幼なじみ・梓役の板垣瑞生さんはどうでしたか？

板垣君は天然だと思います。休憩時間にいろいろお話していたんですけど、質問しても全然違う答えが返ってくるんですよね(笑)。そこがキリッとした顔とのギャップというか、きっとそういうところにファンの人はキュンとしちゃうんだろうな、という話をみんなでしていました。

――初はこの3人の男性から思いを寄せられるわけですが、もし堀さんなら誰を選ぶと思いますか？

原作を読んだときは、絶対にお兄ちゃんみたいに優しくて守ってくれる人がいいなと思いました。でも、初として生きているうちに、亮輝にひかれていく自分がいました。亮輝はよくも悪くも何でもストレートに言ってくれるし、真っすぐに向き合ってくれるのがいいですよね。まあ、奴隷扱いされるのはイヤですけどね(笑)。