向井理主演でAI医療の未来を描いた「連続ドラマW パンドラⅣ AI戦争」がドラマ番組部門最優秀賞を受賞

2019/07/02 12:00 配信

ドラマ

「連続ドラマW パンドラⅣ AI戦争」©WOWOW

2018年にBS・CS(有料多チャンネル)で放送されたオリジナル番組の中から、優れた番組、企画を表彰する「第9回衛星放送協会オリジナル番組アワード」。ドラマ番組部門では「連続ドラマW パンドラⅣ AI戦争」が受賞した。

本作は、世紀の発明を巡る人々のストーリーをリアルに描いたドラマシリーズ「パンドラ」の5作目。今回は医療用のAIをテーマに、井上由美子のオリジナル脚本で制作されている。

向井理が演じる主人公は、医学界を根底から覆す画期的な医療用AIを開発。医師よりも短時間で正確な診断が可能な医療用AIに、医師をはじめ多くの人々が困惑し、脅威を感じ始めるようになる。このまま人間はAIに職を奪われていくのか、それとも共存するパートナーになるのか。開発者、実業家、医師、政治家、弁護士、記者らさまざまな人間の思惑が交錯するストーリー。

審査委員である東京新聞の宮崎美紀子氏は、「“あきれるほど不完全”な人間を補完する“絶対に間違えない”AIの登場が医療、政治経済、法曹、報道に関わる人々を惑わすさまは、まさにパンドラの箱を開けたようだ」とし、「一見冷血で無愛想だが、実は暑苦しいまでに熱く、意外と同僚思いの主人公・鈴木の人物像も良かった」と評価した。

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