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サニブラウン・ハキームが陸上日本選手権100mで優勝! 9月「世界陸上ドーハ」出場が内定

2019/06/29 16:35

表彰台中央で笑顔を見せるサニブラウン選手。2位は10秒16の桐生祥秀選手(日本生命、写真左)、3位は10秒19の小池祐貴選手(住友電工、写真右)が入った
表彰台中央で笑顔を見せるサニブラウン選手。2位は10秒16の桐生祥秀選手(日本生命、写真左)、3位は10秒19の小池祐貴選手(住友電工、写真右)が入った 撮影=北川外志廣

「第103回日本陸上競技選手権大会」の男子100m決勝が6月28日に行われ、日本記録保持者のサニブラウン・ハキーム選手が大会新記録の10秒02で優勝。9月27日(金)からカタールの首都・ドーハで開催される「第17回世界陸上競技選手権大会」(世界陸上ドーハ)の代表に内定した。

9秒台はならずも、後半に爆発力を見せる


直前まで降った大雨や向かい風0.3メートルの自然環境に加え、スタートにやや遅れたこともあり、期待された9秒台のタイムは出なかったものの大会記録は更新したサニブラウン選手。

「(10秒02というタイムに)なんともいえないタイム。(9秒台まで)あと0.03だったので、もうちょっとスタートをちゃんと出ていれば…。スタート練習を多めにやったのだが、そのスタートで出られなくて『なんだかなぁ』という感じでした」と反省を口にしつつも、後半にはすさまじい爆発力を見せつけ、自己ベスト9秒98の記録をもつ桐生祥秀選手らに完勝した。

世界陸上ドーハに向けては、サニブラウン選手はスタートを改善しつつ「決勝に入って、メダルが狙えるところまで練習していきたい」と意気込みを語った。

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  • 表彰台中央で笑顔を見せるサニブラウン選手。2位は10秒16の桐生祥秀選手(日本生命、写真左)、3位は10秒19の小池祐貴選手(住友電工、写真右)が入った
  • 【写真を見る】圧倒的な速さでゴールに飛び込むサニブラウン・ハキーム選手
  • ゴール直後の表情。タイムを確認するサニブラウン・ハキーム選手
  • 優勝の喜びと共に、9秒台を出せなかった悔しさをにじませる
  • メダルを首にかけるサニブラウン・ハキーム選手

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