いちリスナーとして“神崎エルザ”をより知れた気がした
2曲目「Dancer in the Discord」はデジタル要素とソリッドなギターが印象的なマイナーロック。3曲目「葬送の儀(うた)」は、エルザの悲痛な叫びが響くバラードだ。
「『Dancer in the Discord』を作詞してくださった草野華余子さんは、今回初めて提供していただいたんですけど、共通の知り合いのギタリストさんがいたりしてずっと『いつか一緒にやりたいね』って言ってて。念願がついに叶った感じです。サビ頭の“愛憎も絶望も 五線譜の上”という歌詞が印象的で、エルザにとってはまさに五線譜の上に曲を書くことが表現の全て……というのが、ここにギュッと詰まってるなって思います。『葬送の儀』は、エルザの歌唱を褒めてくれて、『歌手になれる才能がある』と言葉を掛けてくれた祖父母に対しての鎮魂歌。私の中のエルザって、きっとお葬式とかでも人前で感情を出さないキャラクターなんです。だから彼女なりの最大限の弔いであり、葬送の儀式がこの曲なんだろうなって。そういう気持ちで歌いました」
CDの初回生産限定盤には、神崎エルザを生んだ「ソードアート・オンライン オルナタティブ ガンゲイル・オンライン」の原作者・時雨沢恵一による書き下ろし短編小説が同梱。こちらも合わせて読むことで、神崎エルザの世界を奥深くまで楽しめる。
「この小説を初めて家で読んだ時はボロボロ泣きました。あと、そこから改めて楽曲の歌詞を見ると、新たな発見があったり、今までになかった解釈にも触れることができて。エルザってもともと、私自身も雲を掴むようなキャラクターだったんです。表向きは可憐で清楚だけど、内には破壊衝動だったり、大きな情熱も秘めている。だから時雨沢先生の小説も含め、彼女のパーソナルな部分が初めて紐解かれた今回のシングルで、私もいちリスナーとして“神崎エルザ”をより知れた気がしました」
★LIVE INFO
ReoNa Live Tour 2019“Colorless”
9月21日(土)BIGCAT(大阪府)
9月29日(日)HEAVEN’S ROCK さいたま新都心VJ-3(埼玉県)※女性限定ライブ
10月5日(土)DRUM LOGOS(福岡県)
10月10日(木)仙台Rensa(宮城県)
10月12日(土)THE BOTTOM LINE(愛知県)
10月18日(金)cube garden(北海道)
★Release INFO
ReoNa、3枚目のシングル「Null(ヌル)」
2019年8月28日(水)リリース
★HPアドレス
【ReoNa official website】https://www.reona-reona.com/
【神崎エルザ starring ReoNa official website】https://www.kanzakielza.com/