黒羽麻璃央×小越勇輝×濱正悟、ドラマ「コーヒー&バニラ」を語る!『どんだけキスするの!?』
――ご自身が演じる役について、教えてください。
黒羽:今まで演じたことがない役ですし、現実にいたら引いてしまうようなキャラクターですが、ドラマや漫画だからこそ許されるような役であり、女性が理想とする男性像の1人だと思うので吹っ切って演じられたらいいと思います。今は、「どうしましょうね?役作り(笑)」という感じです。
小越:すごくフレンドリーで明るい役で…こういうキャラクターって「なんでここで出てくるの!」って思うことがあるんです。でも、自分の役だからか読んでいて憎めない感じがしたので、そこは大事にしたいなと思います。うっとうしいなと思われないようにしつつ、人懐っこい感じが出せたらいいなと思います。
濱:社長思いで全面サポートする中でいろんな方と会って、時折シュールな表情を見せるところが面白いと思うので、演じていくのが楽しみです。
また、描かれてないですけど、読書好きみたいなことが書いてあるのでオタク気質な感じなのかなと思います。内に秘めてる熱いものとかもあったりして、社長のリサに対する表情とか行動を見て感じている部分を役にしていきたいなと思いました。
――台本を読んでみていかがですか?
小越:僕は少女漫画を読む機会がちょこちょこあったんですけど、今回自分が関わるということで照れくささが…。
黒羽:少女漫画ってこういうのがベースですか…?これ結構ハード目…ですよね?
小越:俺も台本読みながら「わっ」(顔を両手で覆いながら)ってなっちゃう。
黒羽:「見ちゃいけないものを見てしまった!」みたいなね(笑)。刺激の強い作品ですし、阿久津もそういう描写はあるので…台本は最終回までは読んでませんが、どこまでやりきるんだろうなっていうのが今から楽しみです。
小越:僕は学生で20歳の役ですけど、お二人(深見、阿久津)が30歳の役ですので…オトナには勝てないですよね…オトナの魅力を知っちゃったらなかなか同級生とかいけなくない?分かんないけど…。
濱:年上の男性は余裕があるのですてきですよね。
「もうどんだけキスするの!?そんなキスする?」(小越)
――原作を読んだ感想を教えてください。
小越:照れくさかったのと、展開の速さに驚きました。普段少年漫画を読むことが多いので、全然違う視点や感覚で読めて、完全には分からないですけど、女性が読む感覚が分かったような気がします。「もうどんだけキスするの!?そんなキスする?」と思いましたね(笑)。
濱:同じく少女漫画を読んだことがなかったので、結構新鮮な気持ちで読めました。あの甘々な感じがドラマでどこまで描かれるんだろうという楽しみと、雪を演じることを意識しながら読んだんですが、あまり波が激しくないのでどうやって表現すればいいのかを考えながら読みました。他の皆さんの役も格好良いなと思って。
阿久津となつき(喜多乃愛)の関係も結構好きです。別冊の漫画「コーヒー&バニラ black」も普通にじっくり読んじゃって(笑)。少女漫画にハマってしまったのかな…。