歌手に作詞に朗読劇!ポリバレントな2.5次元俳優・竹中凌平「生まれながらのアーティスト体質かも(笑)」
2.5次元舞台を中心に活動している俳優・竹中凌平。アニメ「W'z《ウィズ》」(2019年BS11ほか)では主題歌「Reason」を担当、同作のカップリング曲は自身で作詞をしたり、大阪城公園のフェスで初となるライブも実施するなど、活動の幅を多方面に広げている。
今回は、そんな竹中が仕事の舞台裏や素顔について語るインタビュー第2弾。
――作詞に初挑戦されたそうですが、現在はアルバムも製作中だとか。
はい。アニメ主題歌の「Reason」を除く、収録曲全てを作詞させていただきました。すでに曲も歌詞もできてるんですけど、レコーディングする時間がなかなか取れなくて、収録自体はこれからという感じです。
もともと、何かをゼロから作るという作業に憧れていました。生まれながらのアーティスト体質かもしれません(笑)。役者という仕事もとても楽しいですし、やりがいはあるんですけど、極端な話をすれば、元々台本があり、演出もしてもらったりしますよね。もちろん自分で考える部分も大切でやるべきことは無限にあるんですけど、役者という仕事は与えられた「イチ」を何倍にも増やしていく作業。作詞は本当に「ゼロ」から生み出していく作業。そういう意味では僕が昔からやりたかったことなので、すごく楽しんでやらせていただいています。
――どのように詞を書きましたか?
元々色々なワードがふっと湧いてきたときに書き留めたりはしていたのですが、作詞というお仕事をいただいてからは特に意識して携帯のメモアプリに、思いついた文章をストックしてきました。僕の作詞の手順は、新しい曲をいただいた時に、その今まで書き留めてきた文章やワードの中から少しずつ抜粋していって、今回はこういうニュアンスやテーマで作ろうと決めて書いたり、先にいただいた曲から得たインスピレーションの中で変えていってみたりとか。大変だと思ったことは一度もなくて、いつも楽しいんです。結構向いてる気がするんですよね。
――先日は初の単独ライブも挑戦されました。舞台と共通するところ、違うところがありましたら教えてください。
ライブを盛り上げるため“自分”という一つの役に入るみたいな感覚でやるところは、基本的に舞台と一緒です。ただ、MCで話す内容や曲のどこであおろうかとか事前に考えたりしていました。とはいえ、初めての経験で慣れない部分が多かったので、そのたった15分間のライブで2時間の舞台を一公演やったぐらいの疲労感がありましたね。
そうだ、違う面でいうと、舞台のときは台本の世界観がありますのでお客さんの顔を見ることはあまりないのですが、ライブのときはなるべく来てくださったファンの皆さんのお顔を見るように意識していました。
――8月には東京・新橋演舞場で古典の朗読劇に挑戦されるそうですね。
朗読劇は2、3年前に1度やらせていただいたんですが、いわゆる古典は初めてですし、歴史ある大きな劇場で新派(しんぱ)という普段いっしょにやらないジャンルの方々とご一緒させていただく新しい挑戦になります。僕にとっても色々な意味で冒険で、自分自身が勉強させていただくことはとてもたくさんあると思いますが、僕がこの公演に参加することによって、何度も何度も繰り返し演じられてきた「古典作品」をいままで見る機会のなかった方々にも足を運んでいただけるきっかけになればいいなと思っています。
「2.5次元ダンスライブ『ツキウタ。』ステージ」、「『家庭教師ヒットマンREBORN!』the STAGE」など、舞台を中心に活動。7/13(土)~21(日)に上演の舞台「博多豚骨ラーメンズ」では、女装の殺し屋・林憲明役を演じる。ほか、8/11(日)には新派公演「女優」、10/10(木)~10/14(月・祝)には舞台「キャッシュ・オン・デリバリー」などに出演予定。
■ 竹中凌平オフィシャルTwitter
https://twitter.com/ry_0922
■ ドリーヴスオフィシャルTwitter
https://twitter.com/dreaves_office
■ ドリーヴスオフィシャルサイト
https://www.dreaves-official.com/
ザテレビジョンがLINEでドラマニュース専門アカウント始めました!
主演インタビューや編集部オリジナルのドラマニュースがまとめて読めます!
下のボタンから「友だち追加」しよう!